不登校カウンセリングセンター
真鍋良得です。
不登校のお子さんも持つ方の話を聞くと、多くの方が、子どもに社会性を身につけてほしい、自立してほしい、と言います。
学校に行けば多くのことを学べるし、社会性を身につけることができるでしょう。
将来自立するための知識や知恵を得ることができ、人とのかかわり方を学ぶこともできるでしょう。
そのためには、子どもが安心して過ごせる場所が必要です。
自立するすべを身につけても、自分に自信が持てないまま大人になると、大学を卒業して大企業に就職したとしても、人間関係に悩み、社会にうまく適応できなくなることすらあります。
人間関係の基本は家族との関係です。
子供の頃の親とのかかわり方が将来の人間関係にも影響します。
親がいつも子供の味方でいてあげれば、子どもは世の中には味方がいるのだと思えます。
親が子どもに共感してあげれば、子どもは相手に共感できる人になり、将来良好な人間関係を築くことができます。
学校で多くのことを学び、人とのかかわり方を覚えることはできますが、その基本となるのは親子の関係です。
親が子どもの気持ちを理解し、失敗しても成功しても、いつも子どものことを全力で応援してあげていれば、子どもは自信を持って社会に出ていくことができます。