心理カウンセラーのブログ

夏休みの過ごし方 子どもが家族に貢献していることに気づいて認めて

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こんにちは!
不登校カウンセリングセンターの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。

暑い日が続いていますね。
いかがお過ごしですか?

私が住んでいる青森では、
朝夕と涼しい日も増えてきましたが、
日中は汗が自然と流れてきます。

水分や塩分をとるようにして、熱中症に気をつけてお過ごしくださいね。

さて、子どもたちは夏休みの真っ最中。
学校に行っていない不登校の子どもや登校しぶりの子どもは、
学校に行かなくてはいけないというプレッシャーから解放されて、
少しゆったりした気持ちで過ごせているのかもしれません。

早寝早起きといった規則正しい生活リズムはもちろん大切ですが、
せっかくの夏休みを利用して、
子どもが家族に貢献していることを実感する機会を作ることをおすすめいたします。

不登校の子どもは自信をなくしている状態のことが多いです。自分が家族の役にたつ存在なんだと気づくことができるような、子どものことを認めて感謝を伝える声がけを意識してみてくださいね。

たとえば、


・親よりも子どもの方がネットで検索することが得意だということに気づいたら、

→「あなたが調べてくれて教えてくれたことで、とても助かったよ。ありがとう。」

・好きなことを教えてくれたとき、お話ししてくれたとき

→「そうなんだね!好きなこと教えてくれてありがとう!○○くんのおかげで、これについて知ることができたよ。世界が広がったな。ありがとう。」



・描いた絵を見せてくれたとき

→「○○ちゃんが描いた動物の絵は、目の表情がいいね。模様もすごく細かく描かれているね。ママのこの絵とっても好きだな。」

というような感じです。

子どもは、親によろこんでほしい、助けてあげたい、役に立ちたいという気持ちを持っています。その気持ちにこたえるようにIメッセージで親の気持ちを伝えるようにしてみましょう。そうすることで、子どもは「自分は役に立つ存在なんだ」という自信を持つことができますよ。自分に自信がもてるようになると、自分からやりたいことに取り組む意欲につながり、やる気が出てくるようになりますよ。

お盆などで、親もいつもよりゆっくり過ごすことができる方も多いと思います。
子どものことをいつもよりゆとりをもって見つめることができる時期ですので、ゆっくり関わってあげてくださいね。

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