こんにちは。不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。
今、不登校になっているあなたは、夢を持っていますか?
どんな夢を持っていますか?
そして、その夢を叶えるためには、何をしていく必要があるのでしょうか。
夢はない。と思ったあなた。
今は、具体的に持っていなくても、これからの体験から何かを感じとることがありますよ。
不登校になっているあなたは、あなた自身で学校に行くことを今はやめると決めましたね。
それは、あなたがそう思う何かがあったからですよね。
あなたは、あなたに起こったことで、あなた自身を守ることを決断したのです。
それが、いわゆる世間一般とは違うことであっても、重要な決断をしたのです。
あなたは、この先も、あなた自身のために色々なことを決めていきます。
例えば、
・朝、目覚めたときにもう一度眠るのか、すぐに起きるのか。
・朝食でお米を食べるのか、パンを食べるのか。
・どのゲームをするのか。
・どんな服を着るのか。
え、それも決めていることになるの?と思うかもしれませんが、決めていることになるのですよ。
あなたが、たくさんある選択肢のなかから、これにすると決めているのです。
あなたが夢を叶えようとするとき、楽しいことばかりではないでしょう。
どうしても、大変なこともやらなければならないときがあります。
その時は、大変さに向かっていき、乗り越えていかなければなりません。
そうしなければ、夢が叶わないからです。
あなたに憧れている人や好きな人。うらやましく思う人はいますか。
あなたの目には、楽しそう、幸せそうな面しか見えていないかもしれません。
でも、あたなの見えないところで、苦しいこと、辛いことを乗り越えてきているから、今があるんですね。
例えば、オリンピックのメダリスト。
驚くほどの練習量。
1日24時間のほとんどが、オリンピックでメダルを取るための生活です。
ドキュメント番組などを見て、ここまでやるんですねと思ったことがあります。
一般人の私からすると、とても過酷です。
アスリート自身も、過酷なのはわかっています。辛い、苦しい。
でも、それよりもオリンピックに出場すること、メダルを取ることを叶えたい。
そのためなら辛くないし、苦しくない。それよりも、練習できることが幸せとなるのだそうです。
もし、アスリートがどこかで、今日はいいかと、楽なことを選択していたなら、オリンピックのメダルどころか、出場権さえとれなかったかもしれません。
そうなると、楽を選択したことで、結果としてオリンピックに出られないという悔しい思いをすることになるのです。
あなたが夢を叶えるには、どこかで大変なことを乗り越えなければならないときがきます。
そして、その場面で楽なほうを選ぶと、また更なる大変なことを乗り越えなければならなくなります。
勘違いしないでくださいね。私は、あなたを脅しているわけではありません。
どこかで、いつか、大変のことに向き合い、乗り越えるときがくる。
乗り越えれば、今よりも夢に近づく。夢が叶う。
ということを、心に留めておいて欲しいのです。
大変なのは嫌だと、不安に思う必要もありません。
アスリートが過酷な練習をできることが幸せと感じるように、
あなたの観念(主観的な価値観)の持ち方で、その大変さを、辛い苦しいと感じることも、楽しいと感じることも出来ます。
その大変さとは、逃げないで向き合ってください。
夏休みの宿題を、先にやるか、明日、明日と先延ばしして、夏休みの最終日にやるか。
どちらがいいですか?
先に終わらせるほうが楽ですよね。
大変さに向き合うことは、結果てきには楽しい人生を送ることにつながっていくということを、知っていてください。
窓を開けて、空を見上げて思いっきり伸びをしてみませんか?
気持ちが楽になりますよ。