心理カウンセラーのブログ

Iメッセージで気をつけること

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こんにちは。
不登校カウンセリングセンターの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。

子どもが不登校であったり学校に行くのをしぶっていたりするときに、
子どものとのコミュニケーションに苦労することはありませんか?

子どもと話すときは『あなたは・・・・・・』というふうに話しかける『YOUメッセージ』ではなく、『私は・・・・・・』という『I(アイ)メッセージ』を使って伝えてみてはいかがでしょうか。

例えば、教科書からおもちゃまでなんでも出しっぱなしで片づけない子どもに片づけるようになってほしいと思っているときに、

いつもはつい、

「なんでこんなにいつも散らかしっぱなしなの?まったくもう!だらしないんだから!」

なんて言ってしまっていたら、これは、『YOUメッセージ』でこんな意味になります。

「 なんでこんなにいつも 散らかしっぱなしなの?(あなたは)だらしないなぁ

つまり、「あなたはだらしないよ」と非難している言い方です。

非難されると、子どもじゃなくても自己防衛が働いてしまって、言い訳をしたり、言い返したり、心の中で(絶対に片づけてやるもんか!)と思ってしまったり、逃げてしまったり、とよい結果は生まれませんよね。

そんなときには、親は自分自身に、(本当は子どもにどうしてほしかったの?)と問いかけてみて下さい。そして、私を主語にして穏やかな話し方でメッセージを伝えてみましょう。

⇒Iメッセ―ジへの変換例

・「みんなで使うお部屋がきれいだと(私が・親が)気持ちいいなぁ」
・「もうすぐご飯だから、○時までに片づけてほしいな。片付いてないとママ悲しい~」
・「パパは○○くんに片付け上手になってほしいな。そうしたら宿題もはかどるんじゃないかな」

『YOUメッセージ』は子どもの方に問題がある、子どもが悪いと言葉で相手を攻撃する言い方です。

それに対して、『Iメッセージ』は子どもの言動によって親がどう感じたか・親は子どもにどうしてほしいのかを子どもに伝えているのであって、子どもを責める意味は含まれていないのです。

例)

YOUメッセージ・・・「だから○○○(名前)はだめなんだよ」

⇒Ⅰメッセージ・・・「(私は・親は)あなたのやったことに悲しくなってしまったのよ」

YOUメッセージ・・・「(あなたは)うるさいよ!静かにして!」

⇒Ⅰメッセージ・・・「(私は・親は)今電話で大切なお話をしているから、静かにしてくれると助かるな」

『YOUメッセージ』で伝えられると、子どもでなくとも反発心がわきやすかったり、逃げたくなってしまったり、とよい人間関係を築くのは難しいですよね。

「~だとうれしい♪」「あなたが~したことがママは悲しい」

と『Iメッセージ』で伝えられた方が、ヤル気になったり、次はやらないように気をつけようという気持ちになるのではないでしょうか。

ただ、親子関係がよくなかった状態からよくなるというのはゆっくり時間がかかることもあります。子どもと信頼関係を築いていくことで、『Ⅰメッセージ』の効果も出てくるようになっていきますよ。

『Ⅰメッセージ』は、話す側が何を感じたのか感情を話して伝えます。表情や声のトーンなどの言葉以外の非言語コミュニケーションの部分が大切になってきます。

『Ⅰメッセージ』で伝えているつもりでも、よい・わるいなど親の価値観を押し付けたり、怒りをこめたりした言い方になっていると、敵意を含んだ『YOUメッセージ』で伝えることになってしまうので注意してくださいね。子どもを親の思い通りに動かそうという思いも、入れないように気をつけてくださいね。子どもは敏感に感じとってしまうものです。

命にかかわることなど、どうしても子どもに緊急で伝えなくてはいけない必要があるときなど、Ⅰメッセージを使っていられない、怒って伝えてしまうという状況もあると思います。

親子が信頼関係で結ばれていれば、たとえ怒ってしまったとしても、ちゃんと言いたいことは伝わりますよ。

子どもも大人と同じパーソナリティを持った一人の人間として尊重する気持ちで接することです。
そうすることで、親子の信頼関係を築いていけますよ。

もしよろしければ、こちらの記事も参考になさって下さいね。

子どもとのコミュニケーションで、親子の信頼関係をきずこう!

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