こんにちは!
不登校カウンセリングセンターの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。
2023年もよろしくお願いいたします。
わが子が不登校の状態でいるとき、もしくは、登校しぶりをしている、というときに、
子育て中のあなたは、わが子のいいところを見つけることができにくくなっていませんか?
・不登校のわが子のもっといいところを見つけて、自分に自信を持って欲しい
・不登校のわが子をほめて、元気にしてあげたい
・不登校のわが子に、自分はできることがあるんだということを知ってもらいたい
・不登校のわが子が、とにかく元気になってほしい
・不登校のわが子に、自分のことを好きになってもらいたい
それなのに、どうしたらいいのかわからない。
ということで親であるあなたは困っていませんか?
不登校ということは、学校の生活に適応できなくなっている状態。
わが子は心が疲れているのですね。
そんなわが子に、元気になってほしいけど、
・なかなかほめるところが見つけられない
・よいところが見えなくなってきてる
という方に向けて書いています。
学校に行けなくなっていたり、登校をしぶっているお子さんは、
できるようになっていることが必ずあるはずです。
比べるのは、『過去のわが子』です。
同じ人間ですが、生まれたばかりのわが子と比べてみたら、何年か前のわが子と比べてみたら、数か月前のわが子と比べてみたら、今までにできるようになっていることがたくさんあるのではないでしょうか。
私たち親は、
つい、子どもの兄弟と比べてしまったり、同じクラスの子どもと比べてしまったりすることがあります。
でも、他の子と比べられるのはイヤなものです。
親のあなたも、その気持ちがわかるのではないでしょうか?
比べるなら、わが子本人の過去、つまり小さい頃のわが子と比べてみてください。
そうすると、できるようになっていることがたくさんありますね。
生まれたばかりのわが子に比べれば、
今、目の前にいるわが子は歩けるようになっているはずです。
自分でご飯を食べられるようになっていますね。
幼い時のわが子に比べれば、
文字が読めて書けるようになっているのではないでしょうか。
苦手だった野菜を食べられるようになっているお子さんもいると思います。
自分で顔を洗えるようになっているのではないでしょうか。
他人と比べるのではなく、お子さんの成長しているところをたくさん見つけてください。
見つかったらまず、見つけられたあなた自身をほめてあげてくださいね。
あなたは、子どもの成長を見つけることが上達したのですから。
そして、お子さんに伝えるかどうかは考えてみてくださいね。
伝えてお子さんがよろこんだり自信につながったりするようだったら伝えるとよいですし、
伝えても逆に、あまりよろこばなかったり、「そんなことあたりまえだよ」と逆にバカにされたととらえてしまうようだったら伝えない方がよいのです。
お子さんの状態にもよりますし、
お子さんがどんな観念をもっているかによっても変わってきます。
観念とは主観的なものごとのとらえ方のことです。
お子さんがどのように物事をとらえているかを知ることも、不登校解決のカギになっていきますよ。
あなたのお子さんの不登校解決のヒントになれば幸いです。