こんにちは。不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。
不登校のお子さんの親御さんは、知らず知らずのうちにストレスをためています。
不登校のお子さんの現状が、少しもで親御さんの思う方向に進めば、とても喜び、ストレスが消えたと思います。
では、もし、不登校のお子さんの現状が、親御さんの思うとおりに改善せず、悪くなるばかりの場合、どう思われるのでしょう。
不登校のお子さん親御さんは、
・子どものとの信頼関係を保たなければ。
・子どもが、話しやすいと思う親にならなければ、
・子どもが心地良くいられる環境をつくらなければ。
と、思っているのではないでしょうか。
これは、とても大切なことです。
不登校のお子さんのために、「やらなければ」と思っている親御さんほど、お子さんの些細な行動をみて、怒りが爆発しそうになったことがあると思います。
それはどうしてだと思いますか。
それは、親御さんがご自分の感情を押し殺しているからです。
・私はこんなにやっているのに。
・私はこんなに我慢しているのに。
と、お子さんに対して、私は、私は、私は、、、という気持ちがでてきてしまうからなのですね。
そして、感情を抑えることが出来ず、いきなり怒り出したとしたら、お子さんはどう思うでしょうか。
爆発したときの怒りは、冷静に考えて話しをしているわけではありません。
今まで、親御さんが頑張って築いてきた不登校のお子さんとの関係が、崩れ去ってしまいます。
信頼関係も、話しやすい親も、心地良い居場所も、すべて1からやり直しになります。
1からのやり直しは嫌ですよね。
爆発しそうな怒りが起きた時に、とりあえず行う対処法をいくつかご紹介します。
・その場で深呼吸。
・6秒数える。
・99~1まで数える。
・その場所から離れる。
・ノートに書き出す。
爆発しそうになっているときに、これを行う冷静さを保つことが出来るかが大きなポイントです。それは、とても難しいことだと思います。
それでも、一旦、自分の気持ちを落ちつかせることをしましょう。
怒りを爆発しないようにするためには、普段から怒りをためないことです。
そうするには、不登校の親御さんの観念(価値観)を修正していくことが大切です。
例えば、親御さんが、早くお風呂に入って欲しいと思っているときに、不登校のお子さんがダラダラとテレビを観ていると、怒りが湧上がってきたりしますよね。
怒りというように「感情」が動いたところに「観念」があります。
親御さんには、
・子どもは親の言うことは聞くものだ
・学校に行っていないのに、テレビなんか観るなんて
という観念(価値観)があるのかもしれません。
その観念に反している行動をしている不登校のお子さんに対して、怒りが湧いてくるのです。
この場合は、子どもは親の言うことを聞くもんだ。という観念を修正することができれば、怒りの感情は、生まれないということになるのです。
この観念の見つけかたや、修正のしかたも、不登校カウンセリングセンターではお伝えしていきます。
ご興味のある方は、不登校カウンセリングセンターまでご連絡くださいね。
1日5分でいいのです。
親御さんがご自分だけの時間を取ってください。
普段からのリフレッシュも、とても大切ですよ。
1日5分も取れないというあなたは、空を見上げて伸びをしてみましょう。
不登校カウンセリングセンターの水野幸子でした。