こんんちは、不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。
12月も残りわずかです。
すでに冬休みに入った学校、これから冬休みに入る学校があると思います。
不登校のお子さんにとっては、学校が休みなので、ほっとできる時になるでしょう。
不登校の親御さんは、お子さんの冬休みをどのようにとらえていますか。
・朝、学校にいかせないと、と思わなくていいから安心
・折角、学校に行きだしたのに、休み明けにいけなくなっていたらどうしよう
・学校に行きなさい、と言わなくていいのは助かる
と、色々な思いがあると思います。
冬休みを、どのように過ごしたらいいのかわからない、と思っている親御さんもいると思います。
基本は、早寝早起きです。
冬休みは、クリスマス、お正月とイベントがあるので、どうしても夜更かしがしたくなりますよね。
ですので、思いきって1日だけ、夜更かしいいよ、という日を作ってもいいですね。
冬休みにあるイベントを、不登校のお子さんと一緒に楽しみましょう。
不登校のお子さんは、やる気も失っていたます。
それでも、好きな事や楽しいことなら、不登校のお子さんもやりたい、と思いますよね。
クリスマスには、一緒にケーキを作ってみるのもいいですね。
チキンを一緒に料理するのもいいですね。
お子さんに、好きな料理を作ってみてと言って、不登校のお子さんに任せてみるのもいいですね。
無理強いははしないでくださいね。
大掃除は、1年の汚れを落として、部屋、家に感謝をして、気持ち良く新年をむかえたいですよね。
日本の風習なんだよ、文化なんだよ、とお子さんに伝えて、家族全員で取り組めるといいですね。
不登校のお子さんは、自分の居場所を探している場合があります。
家族全員で大掃除をすることで、達成感を感じることもでき、ここに居ていいんだという、安心感も出てきますね。
一緒に出来たときは、お子さんを褒めて上げて下さい。
こんなにキレイになって、掃除は大切だね、気持ち良いね、ありがとう。というように、親御さんの気持ちを伝えてあげてくださいね。
そうすることで、不登校のお子さんは
・家族の役に立つことができた
・僕(私)でも、ケーキが作れた
と、自信を持つことができます。
注意してほしいことがあります。
お子さんの様子を見ながら、お子さんがやれることをお願いしてくださいね。
確実にやれることをお願いしてください。
もし、お子さんが難しいことをやりたい、と言ってきたときは、親御さんがフォローをしながら、チャレンジさせてあげてください。
万が一失敗しても、チャレンジしたことを褒めてあげてください。
ここまでやってくれてありがとう、ここは手伝うね、などと声を掛けて、親御さんが仕上げてください。
最初にやってくれたから、助かったよ。と声を掛けながら、仕上がったことをお子さんと一緒に達成感を味わってくださいね。
それでは、楽しい冬休みをお過ごしください。