心理カウンセラーのブログ

正しい言葉を使うことの大切さについて

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こんにちは!
不登校カウンセリングセンターの黒瀧素子です。

子育て中のあなたは、


子どもが使っている言葉に、えっ?と驚くことはありませんか?

子ども同士で使っている言葉に、イヤな気持ちになったことはありませんか?

自分の言った言葉で子どもを傷つけてしまっているのではないかな?と思ったことはありませんか?

今日は、正しい言葉を使うことの大切さについてお話します。

あなたは、「ありがとう」と感謝の言葉を聞いたら、いい気持ちになりませんか?
いい言葉を聞くといい気持ちになる。悪い言葉を耳にすると影響を受けてイヤな気持ちになる。

日本では昔から言霊(ことだま)という言葉が使われていますね。

言葉にはエネルギーがあるので私たちは影響をうけるのです。

最近のニュースでは、SNSなどネットの中でも人を傷つける言葉が使われていることがよく問題になっています。
それで影響を受けて、最悪命を落としてしまう方がいるのはとても悲しいことです。

どんな言葉を使って行けばいいのでしょうか?

今回は、仏教の八正道の中にある正語(しょうご)をヒントに考えてみましょう。
八正道とは釈迦様が説かれた八つの正しい道のことです。

正語とは、『正しい言葉』『愛のある言葉』を使いましょうということです。
具体的には、下記の4つの言葉を使わないようにきをつければよいのです。

①悪口(あっく)・・・悪口を言うこと。

②両舌(りょうぜつ)・・・2枚舌のこと。相手によって言うことを変えること。

③妄語(もうご)・・・嘘をつくこと。(相手のために嘘をついた方がいいこともある。自分を守るための嘘はよくない。

④綺語(きご)・・・相手をコントロールするために飾る言葉。事実とは異なる飾りたてる言葉のこと

この4つの言葉。よくないとは思いながらも、つい使っている言葉はないでしょうか?

この4つがよくないのは、当たり前のことにも思えますよね。
な~んだ、簡単なことだなと思いましたか。
それとも、なかなか難しいなと思いましたか?

あなたは、子どもに対して、正直に生きていますか?
あなたは、子どものためと思いつつ、よく考えたら自分のために言っていたという言葉はありませんか?
あなたは、子どもに悪口はいけないと言いながら、自分は悪口を言ってしまっているということはありませんか?

よくないとわかっているのに、できないのはどうしてでしょう?

落ち着いているときに、ちょっと時間をとって、
自分が使っている言葉について考えてみませんか。

言葉はよい影響を与えることもできますし、悪い影響を与えることもできます。
子どもとのよい関係を築くためにも、正しい言葉・愛のある言葉を使っていきましょう

子育て中のあなたのご参考になれば幸いです。

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