心理カウンセラーのブログ

相手を見て伝える

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 不登校カウンセリングセンター
 真鍋良得です

 子供に話しかけるときは、話しかけてもいい状況なのか確認すれば、話を聞いてもらえます。

 何か伝えたいことがあるときに子供が真剣にゲームをしていたら、「今、話しかけていい?」と確認してから話しかけると、ちゃんと聞いてもらえます。

 相手に聞く体制を作ってもらってから話しかけることで、受け入れてもらいやすくなるのです。


 こんな例があります。

 不登校のAさんのお母さんが、平日の昼、2階にいるAさんに向かって階段の下から「Aちゃん、昼ご飯できたよ!」と大きな声で伝えました。

 Aさんは、怒ったような顔で2階から降りてきました。

 A「そんな大きな声で読んだら、近所に聞こえるじゃないの!」

 母「それがどうしたの?ご飯ができたから呼んだだけじゃないの。」

 A「それじゃ、私が不登校だって、近所に言いふらしてるみたいじゃない!」

 

 これは、平日の昼間と言うタイミングだったので、こんな話になってますが、一方的に伝えるよりも、相手の様子を確認してから何かを伝える方が、子供は「自分は大事にされている」と感じることができます。

 子供のことを愛しているやさしいお母さんでも、ちょっとしたことで、子供との間でお互いの気持ちが対立してしまうことがあります。


 何かを伝えるときには、伝わるように伝えることが大事です。

 「忙しいからわざわざ近くに行って伝えるなんてできない」とか、「子供は親のいうことを聞くものだ」といった、親の都合や価値観は横に置いといて、子供に対してであっても相手がどう感じるかを考えながら伝えることが、より良いコミュニケーションになります。


 それが、親子の信頼関係を深めることになり、不登校の解決を早めることにもなります。

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