こんにちは、不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。
2024年、パリオリンピックが始まりましたね。
オリンピック夏季競技大会史上初めて、開会式はスタジアムの外で行われたとのこと。
私は、オリンピックの開会式、閉会式のショーの部分を観るのを楽しみにしています。
開会式を録画をしたものの、まだ通しで観ていません。
ニュースのダイジェスト版をチラ観した程度ですが、すごい!と思っています。
スタジアムの外の開会式。しかもパリ市内で。。
その発想がすごいと思いました。
パリ市内で開会式をすることを、了承したパリ市民の皆様もすごい。
交通規制など、私では想像もつかないことでの調整が色々あったと思います。
それをやり遂げたことが本当にすごいと思っています。
不登校のお子さんを支えている親御さんの気持ちはいかがですが?
・学校に行かせなければならない
・学校に行けるようになってほしいな
・学校に行くのは当たり前だよね
・学校に行かなくてもいいよ
・学校で楽しいと思うことに参加すればいいよ
色々だと思います。
夏休みに入ったことで、朝、学校に行くために起こさなければという気負いがなくて、気持ちが楽になっているのではないでしょうか?
ここで、パリオリンピックの開会式のように発想の転換をしてみませんか?
例1
学校に行くのは当たり前。
学校に行かせなければ。
という気持ちが強い親顔さんは、学校に行かなくてもいいよ。と心の底から思ってみる。
これができると、親御さんからのプレッシャーをお子さんが感じなくなるので、やっぱり学校に行ってみようかな、と思えるようになってきます。
例2
不登校のお子さんの心だけを立ち直らせればいい、と考えるのではなく、親御さんの考え方も変えていく。
例1で上げたように、不登校のお子さんや登校への考え方は親御さんによって違います。
不登校のお子さんのことを思う気持ちは、親としてほぼほぼ同じのはずです。
ただ、親御さん自身の観念(主観的価値観・思い込み)を緩めることができると、お子さんは元気になります。
お子さんの観念、思い込みは、親御さんの影響を受けています。
生まれてからずっと一緒にいるのですから、影響を受けて当たり前ですよね。
不登校のお子さんを見ながら
・融通が利かないんだから
・真面目だな
・こだわり強いな
など、気が付いていることありますよね。
お子さんを見ていて気が付いたとき、親御さん自身にも同じような思考癖・行動をしているのではないか?
と考えてみてください。
親御さんの観念探しをして、その観念を緩めていきましょう。
親御さんが変われば、お子さんも変わります。
不登校の場合、当事者であるお子さんを何とかしようと思います。
ですが、一緒にいる親御さん自身が、息苦しさを感じているのなら、
親御さん自身が楽になっていくのが大切です。
親子二人三脚で、不登校を克服していきましょう。