不登校カウンセリングセンターの青芝夏樹です。
あなたは子供が不登校になったとき、学校の担任の先生と相談されると思いますが、チーム対応をしてもらっていますか?
担任の先生は不登校の専門家ではないので、不登校が長引いてくると、担任一人の力では解決が難しくなってきます。本人のためと思い、間違った対応をされ、全く行かなくなった事例もあります。そうなれば、手遅れです。
チームを作ってもらうとさまざまな立場の援助者が協力することにより,必要な情報を共有し,適切な対応を考え出すこともできます。
一番良いのは学校全体で不登校支援チームを作って対応してくれている学校です。こういう学校は不登校生徒全員についてどうすればよいかを相談されています。専門家を招いて勉強会もされています。
支援チームは,以下のような立場の援助者によって構成するのが一般的です。
校長・教頭(管理職),教育相談担当,生徒指導主事,養護教諭,各学年の教育相談担当,スクールカウンセラー等。校長や教頭(管理職)が加わることも重要です。管理職は,学校全体としての協力体制を築くためのリーダーシップを発揮することが望ましく,そのために常に校内の不登校の子どもに関する情報を把握しておくべきです。また,校外の専門機関との連携が必要な場合(虐待問題や発達障害が関係している不登校の場合等),学校全体としての意思決定が必要です。
「不登校支援チーム ●●市」などと入れて検索してみてください。
地域の不登校支援チームの設置状況がわかると思います。
設置されている地域であっても、お子さんの学校では設置されていないこともあります。
設置されている学校であったとしても、機能していない場合もあります。
全体の支援チームがなくても、その生徒の不登校支援チームを作って対応してくれる学校もあります。
担任の先生に不登校支援チームを作ってもらうように頼んでみましょう。
担任の対応はさまざまで対応してくれない先生もいます。
でも、諦めたら終わりです。地域の不登校に詳しい専門家に相談してその人に先生や学校に掛け合ってもらうとか方法があります。とにかく頑張ることが大切です。
チームを組んでもらうと、過去の例や周りの学校の例などさまざまな情報が入ってきます。そして、適切な対応が期待できます。解決も早いでしょう。
不登校は初期対応が大切です。遅れないようにしましょう。