心理士のブログ

子どもが動かない本当の理由

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こんにちは、
不登校カウンセリングセンターの真鍋良得です。

「学校に行けない…」
「全然勉強しない…」
「約束してもできない…」
「やるって言うけど、口先ばっかりで動かない…」

不登校のお子さんを見ていると、
こんなふうに感じる場面は、きっと何度もありますよね。

親としては、
「どうしてできないの?」
「やる気がないの?」
「本気じゃないの?」
そんな思いが浮かんでしまうのも、無理はありません。

でも実は、
ひとくちに「できない」と言っても、
そこには 4つの違った理由 が隠れていることがあります。

今日はその4つを、
子どもの気持ちに寄り添う視点で見ていきます。

1 エネルギーが足りない

本人は、
「本当は行きたい」
「できるようになりたい」
そう思っていることも、実はとても多いです。

でも今は、
心も体もエネルギー切れの状態。

スマホの充電がほぼゼロのときに、
アプリを動かそうとしても動かないのと同じです。

この場合に必要なのは、
叱咤激励ではなく、
安心・休息・時間

「今は充電中なんだな」
そう捉えてあげるだけで、
親の関わり方は大きく変わります。

2 ほんとうはやりたくない

口では
「やる」「行く」「がんばる」と言っていても、
心の奥では
「本当はやりたくない」
と思っている場合もあります。

それは、
怠けているからでも、
反抗しているからでもありません。

・親をがっかりさせたくない
・心配をかけたくない
・いい子でいなきゃいけない

そんな 優しさや気遣い から、
本心を隠していることも多いのです。

「本当はどうしたい?」
そう聞いてもらえるだけで、
子どもの心は少しずつほどけていきます。

3 やり方(始め方)がわからない

「やりたい気持ちはある」
「できるようになりたい」
でも、

・何から始めればいいのかわからない
・どこまでやればいいのかわからない
・失敗するのが怖い

そんな状態で立ち止まっている子もいます。

この場合、
必要なのは根性論ではなく、
具体的で小さな道しるべ

「まずはここまででいいよ」
「一緒に最初の一歩だけやってみようか」

そうした関わりが、
子どもに安心を与えてくれます。

4 許可されていない(と感じている)

そして、
意外と見落とされやすいのが、この4つ目です。

子ども自身が、
「やってはいけない」
「望んではいけない」
思い込んでいる ケース。

それは、
これまでの親の言葉や態度、
家庭の雰囲気、
経済的な状況、
家族の心の余裕などから、

子どもなりに
空気を読んでしまった結果かもしれません。

いわゆる「忖度」です。

「自分が元気になると、迷惑かもしれない」
「楽しんだら、怒られるかもしれない」

そんな思い込みが、
子どものブレーキになっていることもあります。

大切なのは、言葉の奥を想像すること

子どもの
「できない」という言葉や行動だけを見ていると、
親は苦しくなってしまいます。

でも一歩引いて、
「この子は今、どんな気持ちなんだろう」
「本当は何を守ろうとしているんだろう」
と想像してみてください。

正解を出そうとしなくて大丈夫です。
理解しきれなくても構いません。

わかろうとする姿勢そのものが、
子どもにとっての安心になります。

子どもは、
安心できる場所があってこそ、
少しずつ前を向けるようになります。

焦らず、比べず、
今日もそばにいてあげてください。

それだけで、
親として、十分すぎるほどです。

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