心理士のブログ

不登校と自我形成不全

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不登校カウンセリングセンターの西浦まゆみです。

不登校の要因の1つに自我形成不全があります。

自我形成不全とは、主に観念によって自我形成が不十分で
偏った自我が形成された状態のことです。

※観念とは、主観的な物事の捉え方、価値観やレッテルとも言います。

自我とは自分のセルフイメージのことです。

自分はこんな人間だ、こんな性格だと言うような自分のイメージしていることですね。

不登校っ子はこの自我が偏っている(自我形成不全)ために
不登校になっていることは少なくはありません。



例えば、ルールは守らなければいけないと言う観念を持っていて、
ルールは何がなんでも守るものとの自我を持っていたら、
ルールを守らない人に対して、攻撃的になったりします。

自分はルールを守っているのに、守らない人がいる、
それを学校も容認している、
それが許せない、
だから、もう学校には行きたくないとなっていきます。

これが自我形成不全ですね。

なので、不登校を解決するためには、自我形成不全を緩めることが大切です。

不登校っ子がどんな自我を持っているのかを意識することですね。

不登校のことで気になることがありましたら気軽に相談してください。

大切なことは、ひとりで抱え込まないことです。

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