
どうしたらいいか分からない・・・
こんにちは、不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。
気候の変化が激しい日が続いています。
まだこんなに寒いと思っていたのに、今度は半そでになれるほど暑くなり、驚いてしまいますね。
身体も驚いていると思うので、ゆっくりお風呂に入り、グッスリ眠る時間を取ってくださいね。
激しい気候の変化のペースに、身体を合わせていくのが大変なように、不登校のお子さんのペースに合わせることが苦しいと感じている親御さんも多いと思います。
不登校のお子さんは傷ついている。
心の傷を癒してあげることが大切。
それは、分かっているけれど、そろそろ学校に行かない?
もう、十分に休んだでしょ。
と、いう気持ちも出てきますよね。
親御さんは、不登校のお子さんの気持ちを分からないと、ペースを合わせてあげないと、という思いと
不登校のお子さんの将来を考えて、学校に行かせないと、この子のペースに合わせている場合ではない、という気持ちで揺れ動きますよね。
気持ちが揺れ動くのは、当たり前のことなのです。
どちらの気持ちも親御さんの本当の気持ちです。
これからどうしていけばいいのか見通しがつかないからこそ、揺れ動くのですよね。
不登校のお子さんが、ゲームをしている。いつまでも眠っているのを見ると、イライラいが募りますよね。
親御さんは、不登校のお子さんのことを何とかしないとと、1日中考えています。
仕事しているときは、仕事に集中しているつもりでも、不登校のお子さんがどうしているのかと気になっていますよね。
仕事で疲れていても、不登校のお子さんのことが気になって、急いで家に帰ると、お子さんは寝転がってゲームをしているのです。
一気にイライラいがこみ上げて、怒鳴りたくなることもありますよね。
もし、その日の朝、お子さんが本当に元気がなくて、力の無い目をしていたならば、元気になっているとホッとすることでしょう。
親御さんの気持ちが揺れ動くように、不登校のお子さんも気持ちが揺れ動くのです。
お子さんも学校に行ったほうがいいことは分かっています。
学校に行って勉強して、進学して、就職するほうがいいんだろうなと分かっています。
このままだったら、自分は仕事できるのかなとも考えているのです。
ですが、学校に行きたい、行かなくてはいけないと思っても、身体が動かないとなってしまうのですね。
不登校のお子さんの気持ちも、親御さんの気持ちも揺れ動きます。
不登校を克服したお子さんの親御さんは、気持ちの揺れ動く幅が小さくなっています。
それは、それぞれの親御さんが持っていた不安や思い込みが小さくなっていったからです。
・よい大学に行かなくてはいけない
・大企業に就職しなくてはいけない
・成績はよくなくてはいけない
という、お子さんへの思いの場合もあります。
・不登校ははずかしい
・親の育てかたが悪いと思われるのが嫌だ
・世間体が悪い
という、親御さんの体裁への思いの場合もあります。
不登校のお子さんも、親御さんも、気持ちが揺れ動くときは、意識がダメなこと、否定的なことに向いています。
お子さんは学校に行けない自分はダメだと自分を責めています。
親御さんは、自分の育て方が悪かった、と自分を責めています。
まずは、親御さんが自分を責めることをやめましょう。
気持ちが揺れ動いていてはいけない!と責めることもやめましょう。
今は、気持ちが揺れ動いているんだな、と親御さん自身の気持ちを受け入れていきましょう。
そうすれば、不登校のお子さんの揺れ動く気持ちも、受け止めていくことができるようになりますよ。
自分の子だもの、この子は大丈夫!とお子さんのことを信頼していきましょう。
そうは言っても、それが難しいのですと思う親御さんもいらっしゃいますよね。
そんなときは、毎日、不登校のお子さんと親御さん自身を褒めてください。
どんなことでもいいのです。
7時に起きれた私はいいね。
散歩に行った私はいいね。
睡眠時間を8時間取れた私はいいね。
ご飯を残さず食べた私はいいね。
というように、褒めていきましょう。
自分を否定することを止めていけば、自信も戻ってきます。
自信が戻ってこれば、行動することができるようになります。
行動できるようになれば、学校に行ってみようかな、という気持ちにもなっていきます。
親御さん自身も、気持ちが安定している時の方が、行動ができますよね。
不登校のお子さんも同じです。
不登校のお子さんにどう接したらいいのか分からなくなったときは、自分が子どもの時はどうして欲しかったかなと、考えてみてください。
不登校の経験がないから分からない、と思うかもしれませんが、子どもの頃、辛かったときにこうやって接して欲しかったという気持ちは分かりますよね。
不登校のお子さんと親御さんの感じ方が、必ず一緒とは限りませんが、不登校のお子さんには親御さんの愛情が伝わります。
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いつでも、不登校カウンセリングセンターの心理カウンセラーが寄り添うことを覚えておいてくださいね。