
不登校カウンセリングセンターの西浦まゆみです。
不登校っ子ママは不登校っ子を転校させた方がいいのか悩んでいませんか?
不登校っ子ママは不登校っ子の環境を変えることが
不登校解決になると思っていませんか?
不登校解決のために不登校っ子を転校させても、
一時的には学校に行くかもしれませんが、根本的な解決にはなりません。
なぜなら、不登校っ子を苦しめているものは
不登校っ子の観念からくる思考癖だからです。
観念とは、主観的な物事の捉え方のことです。価値観とも言います。

観念と間違えやすい言葉で概念があります。
概念とは、客観的な物事の捉え方のことで、
誰もが同じように捉えていることを言います。法律や条例などが概念になります。
不登校っ子が学校に行けなくなったのは、この観念による思考癖があるからです
例えば、学校に先生にクラス全員が注意をされたとした時に、
学校に先生が怖いから学校に行きたくないと感じた子どもは何人いるでしょうか?
クラス全員ではないですよね。
この先生が怖いから学校に行きたくないとの思考の元となっているのが観念です。
観念や思考癖は自分では当たり前のことで、
無意識に思考になっているため、自分ではわかりません。
だから、自分で自分を追い込んでいき、心が疲弊していくのです。
その結果、学校に行こうとしたら、
頭が痛い、お腹が痛い・・・などの身体的な症状が出やすくなったり、
学校が怖いと言ったりして癇癪やパニックを起こしやすくなります。
なので、不登校解決のためには、転校をさせるのではなく、
不登校っ子の観念や思考癖を無くしたり、修正することが大切です。
意識してくださいね。
不登校っ子のことで気になることがありましたら、
気軽に相談してくださいね。
大切なことは、ひとりで抱え込まないことです。