心理カウンセラーのブログ

不登校 体調管理は万全に

更新日:

こんにちは。不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。

気温が安定しない日々が続いています。

朝晩は寒いのに、昼間は温かい、もしくは暑いと感じるくらいまで気温が上がる時もあります。

体温調整が難しい時ですね。

不登校のお子さんも、親御さんも、体調を崩されていませんか?

不登校の克服にあたり、体調管理も大切なポイントの一つです。

なぜなら、学校に行るようになってきているときに、風邪をひいて学校を休む、インフルエンザで1週間休む、となると、学校に行くためにまた、一からやり直しをすることになるからです。

一からやり直すとはどういうこと?と思いますよね。

不登校のお子さんが学校に行けるようになるまでには、お子さんにもよりますが、多くのステップがあります。

まずは、お子さんが不登校の6段階のどこにいるか確認をします。

その段階ごとの対応があります。

段階ごとの対応の中でも、お子さんに合わせてスモールステップで行っていくことがあるのです。

スモールステップの中には

昼夜逆転の生活を直す
ゲームの時間を減らす、ゲームをやらない
机に向かう

と言った、親御さんも覚悟を決めて取り込むことが多くあります。

親御さんが覚悟を決めるってどういうこと?と思いますよね。

不登校になるほど傷ついたお子さんが、ここまで頑張っているのだから、ゲームを少しやらせてあげても、と親御さんが思っても、そのお子さんによってはゲームをやらない方が、早く不登校を解決できることがあるのです。

なので、親御さんはお子さんがゲームをやりたい、やらせて、と頼んできても、今は我慢なんだよと、お子さんに話をしながら、ゲームを渡さないということをする時がある。ということなのです。

ゲームをお子さんにやらせてあげたいのに、やれないというのは、それなりの覚悟が必要になりますよね。

不登校のお子さんも、親御さんも、覚悟を決めて取り組んで、学校に行けるようになったところで、例えば、インフルエンザにかかると、1週間は学校を休むことになります。

不登校のお子さんに限らず、人は楽な方、楽な方に流されていきます。

楽な方にながされていく、ということは、1週間学校を休んだことで、家にいる方がやっぱりいいな、という気持ちに、お子さんがなってしまうということです。

そうなると、学校に行くのが面倒だな、行きたくないな。という気持ちがでてきます。

こうなると、学校に行こう、学校に行く、という気持ちになるのも、行動をとるのも、インフルエンザになる前よりも、お子さんには相当のパワーと勇気が必要になるのです。

親御さんの立場からであれば、多少くずることはあっても、車からなかなか降りないにしても、学校に行くようになった、と心配あるなかでも安心できていた状況が、また、学校に行かなくなってしまった、どうしよう。という心配な状況に戻ってしまう、ということなのです。

不登校のお子さんの気持ちの立て直しも大切ですが、親御さんの気持ちの立て直しも大切です。

ここで、親御さんがイライラいして、不登校のお子さんに怒鳴ってしまったり、冷たい態度をとってしまえば、お子さんはますます学校に行こうと言う気持ちが萎えていきます。

自分のせいだ、自分はダメな子だ、と自分を否定し、自信を無くしていくのです。

お子さんが自信を取り戻し、勇気振り絞って学校に行きだし、学校に行くことに慣れてきたとき、体調を崩すことは、不登校のお子さんにとっても、親御さんにとっても、精神的なダメージが大きいのです。

ですので、体調管理はしっかりとしていきましょう。

体調管理は何をすればいいの?と思いますよね。

ありふれている、当たり前のことです。

・生活リズムを整えること

・バランスのよい食生活にすること

・熟睡をすることです

食事では、育ち盛りのお子さんには、タンパク質と鉄分を摂れるようにしてくださいね。

そんな食事を作れない。と思いましたか?

タンパク質は、魚肉ソーセージ、卵、ツナ、鮭フレーク、お肉、豆乳、豆腐、など、手間をかけないものもたくさんあります。

鉄は、お湯を沸かすときに、鉄を入れて沸かせばいいのです。そのお湯でお茶を作ってお子さんの水筒にいれれば、鉄分をとれますよ。

不登校のお子さんはもちろん、親御さんの心も身体も、安定させていきましょう。

窓から外を見て、開けられるのなら窓を開けて、思いっきり伸びをしてみましょう。

それだけで、気分がかわりますよ。

不登校のことをもっと知りたいあなたは、不登校カウンセリングセンターの無料メルマガに登録していくださいね。

-心理カウンセラーのブログ

Copyright© 不登校カウンセリングセンター , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.