心理カウンセラーのブログ

学校に行くのが毎日つらい

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朝も帰宅後もグッタリ。

こんにちは、不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。

不登校を克服して学校に元気に通っているお子さんは大勢います。

不登校を克服して、学校に行けるようになったのに、毎朝、帰宅後、とってもグッタリとして疲れ切っているお子さんもいます。

不登校の親御さんは、元気に通えるように不登校を克服したいですよね。
それは、私も同じです。

不登校を克服して、学校に行ってはいるけれど、毎朝、帰宅後、とってもグッタリしてい疲れているお子さんは、不登校を克服していく過程で、やり切れていないことがあります。

考えられることはいくつかあるなかから、3つのことのお話をします。

・ストレス耐性が弱い
・発達障害かもしれないと考えてみる
・親御さんとの信頼関係

です。

ストレス耐性

ストレス耐性とは、言葉通りの意味で、ストレスに耐えれる力です。

お子さんが、なんとか学校に行っても、帰宅後疲れ切っているのなら、ストレス耐性が弱い可能性が高いです。

お子さんが中学2年生としましょう。

中学2年生の学校生活では疲れてしまっても、中学1年生の学校生活では元気でいられたのなら、中学1年生の子のストレス耐性は持っているということです。

ただ、中学2年生の子が持つストレス耐性にまでは届いていないということになります。

ですので、今のお子さんの学年相応のストレス耐性を付けていく必要があります。

お子さんは、学校に行くことがいっぱいいっぱいです。ですので、少しづつストレスをかけていきます。

ストレスを掛けるのはこれ以上はかわいそうと思う親御さんは多いです。

そんな時は、かかっているストレスを解消しないようにしていきます。

例えば、学校から帰宅後、ストレス発散するためにすぐにゲームをしているのなら、学校の課題を行ってからゲームをする。という感じです。

筋トレで筋力をつけるには、自分ができることプラスアルファーをするから筋力がつきますよね。

腹筋を50回出来る人が、毎日30回やっていても、腹筋は50回以上できるようにはなりません。

腹筋を50回出来る人が、限界の50回を超えた52回を毎日していれば、52回は簡単にできるようになります。

ストレス耐性を付けていきましょう。

発達障害かもしれないと考えてみる

発達障害の特徴である発達の凸凹が、小さいときは気にならないということはよくあります。

学年が上がるにつれて、友達付き合いに違和感を覚えたり、社会人になってから、仕事をするうえでわからないことが増えて生きづらさを感じることはよくあります。

不登校になったのは、発達障害の二次障害だったということもあります。

その場合、発達障害の特性で、お子さんがつらいと感じていることと向き合っていかなければ、不登校の解決はできないのです。

・伝えたことを理解したと思っていたのに、逆な行動しているな
・こだわりが強いな
・黒か白かとはっきりさせないと気がすまないな
・言っていることがよく変わる。前と違うことを言っているな

など、親御さんが接していて、あれ?と思うことがあったときは、注意深くお子さんの様子を見てあげてください。

不登校の克服には、元の原因から改善していくことが、時間がかかっても大切です。
急がば回れです。

急がば回れをすることで、再発防止になっていくのです。

親御さんとの信頼関係

親御さんとの信頼関係は構築できているでしょうか。

表面的なことではなく、お子さんの心の中に、親御さんが守ってくれている。親御さんが付いていてくれる、という安心感を持っていることが大切なのです。

親御さんに愛されていると安心が、自己受容、自己肯定感にもつながっていくのです。

親御さんは不登校の解決のために、信頼関係は築いてきたと思っていても、お子さんはそう感じていないこともよくあります。

お子さんが不登校のときに毎日30分は、お子さんの話をじっくり聞いてあげていたとします。

学校に行くようになった途端に、毎日の30分の時間がなくなってしまったと思うと、お子さんは悲しくなります。

親御さんから見放されて気持ちになります。

親御さんが良かれと思って元気づけていたことが、お子さんにはプレッシャーになっていただけということもあります。

お互いの気持ちを話す時間は、削らないようにしていきましょう。

親御さんの愛がお子さんにしっかり伝われば、お子さんは大丈夫です。

お子さんのことを、信頼していきましょう。

    

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もし、あなたが1人で苦しんでいるのなら、あなたは1人ではありません。

いつでも不登校カウンセリングセンターの心理カウンセラーがあなたに寄り添うことを、覚えておいてくださいね。

それでは、今日も楽しい時間を過ごしてください。

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