こんにちは。不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。
不登校のお子さんの今の状態はどうでしょうか。
不安定だったり、元気だったり、素直だったり、反抗的だったり、いろいろですよね。
そして、そなんお子さんのご機嫌に、親御さんの感情も一緒に動いていませんか?
お子さんの不登校を克服するには、親御さんのぶれない気持ちが必要です。
例えば、不登校のお子さんは学校に行っていないので、ゲームはできないと決めました。
不登校のお子さんは、ゲームがしたいため、あの手この手と親御さんの心を揺さぶってきます。
そのたびに、
今日は30分ならいいよ。
学校に行ってないからできないよ。
と、言うことが変わるのはよくありません。
これが、不登校のお子さんの親御さんには、なかなかできない人が多いのです。
・ゲームをすることでストレスが発散できるのなら、やらせてあげたい。
・ゲームを通して友達と会話をしているから、やらせたい。
という、不登校のお子さんの気持ちを考えてしまうからなのですね。
ただ、その優しさが、不登校を長引かせることにつながることがあります。
私も不登校の子どもの親でした。そうは言っても、という気持ちはすごく分かります。
気持ちがぶれそうになったときは、この不登校の状態を続けたいの?克服したいの?どっち?と、自問自答していました。
答えは簡単、克服したいでした。だったら、決めたルールは守ると思って踏ん張りました。
お子さんが不登校になっているのに、不登校になる前と同じ対応や接し方をしていては、不登校の克服をしていくことにはなかなかつながりません。
生活リズムを整のえる、食事を整える、言葉掛けに気を付ける。
心がけることは多岐に渡ります。
また、不登校のお子さんに自由と責任を教えていきましょう。
この自由と責任は、親御さんにも通じます。
不登校のお子さんへの関わり方で、そこまで厳しくしなくてもと気持ちがブレたとき、どう対応するか親御さんの自由です。
ただ、不登校の時期が延びること、お子さんの状態がもしかしたら悪くなったとしたときは、お子さんを支援し続けるという責任をもつということになります。
つまり、親御さんが物質的なことは厳しくすると覚悟を決める。
精神的には不登校のお子さんに愛情たっぷり接していけば、不登校は克服できるということです。
不登校のお子さんの今の現状を受け入れて、なんの条件も付けることなくお子さんを愛すること。
そして、親御さん自身が幸せでいることです。
不登校のお子さんの気分で親御さんの気分が浮き沈みするのではなく、親御さんがずっと幸せでいることで、お子さんの気分を落ち着かせ、幸せ気分で包んでいきましょう。
いつもで、不登校支援センターの心理カウンセラーが寄り添うことを覚えていてくださいね。