こんにちは。不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。
寒さが厳しくなってきましたね。
部屋はとても暑く、外は寒い。お店に行くと温かく外に出ると寒い。車の中は暑くて、また外に出ると寒い。温かいところと寒いところ 行ったり来たりして体調を崩しているということはありませんか
空気が乾燥していることで喉が痛くなってきている人もいますよね。
体調管理しっかりできていますか。
不登校を克服していく中でも、体調管理というのはとても大切なものになります。
不登校の6段階で安定期になっているお子さんが、不登校になった原因を取り除き、本格期に戻します。
そして、登校刺激を始めていきます。
学校に行けるようになっていく途中で 気をつけなければいけないことの一つが体調管理です。
不登校のお子さんがやっと学校に行くようになった、それでも親御さんは明日の朝は大丈夫だろうかと心配です。
朝を心配しなくてもいいほど、お子さんが学校に行けるようになっている。親御さんは安心の日が続きます。
不登校のお子さんの顔に明るさが戻り、学校楽しいと言い出している。親御さんもやっとホッとできます。
順調に学校に行くことが身体になじんできたときに、風邪を引いて休んでしまうと、今までの努力が台無しになることがあります。
不登校の子は一旦休む、このまま休んでもいいんじゃないのかな、と思いやすいのです。
なぜなら、一度経験をしているからです。
不登校のお子さんの親御さんも経験があると思います。
初めて行うことは、すごくドキドキして緊張しますよね。
2回目の時は、一度体験しているので、初めての時よりも簡単にできますよね。
それは、3回目、4回目と体験回数が増えていくと慣れていきます。
不登校のお子さんは、普通に授業があるときに休んだという経験をしています。
経験しているために、 学校を休むという経験をしたことのない子と比べると、学校休むことへの抵抗が低いんですね。
・学校行きたくないと思うから休む。
・ちょっと気分が優れないから休む。
・ 昨日学校で嫌なことがあったから休む。
このような理由で学校を休むことを選ぶことができるか、できないか。
不登校の経験があるか、ないかで結果が違ってきます。
不登校の経験のないお子さんは、休むを選ぶことは、跳び箱10段を目の前にしているように感じるのです。
不登校の経験のあるお子さんは、休むを選ぶことは、簡単にとびこえられる高さにまで下がります。
ただ、不登校のお子さんの状態にもよります。
人は誰でも楽な方に流されやすいです。
なので、どうしても不登校のお子さんは、休む方を選びやすい状況になっているのです。
ですので、せっかく登校刺激をして学校に行けるようになっていたとしても、ここでまた体調崩して休む経験をすると、
あーなんか休んでる方が楽だな、
学校行きたくないな
という気持ちが出てきてしまうんですね。
そして、風邪が治って学校に行ける状況になっても、 学校を休むという方ことを選びやすくなります。人は楽な方に行きたいと思っているからです。
不登校のお子さんの親御さんも 楽な方、楽な方に、そういえば流されてた時があったなって思うことはありませんか。
でもそこで、いけない、いけないと自分で自制しながら、 楽な方に流されないように頑張っていたときがありますよね。
不登校のお子さんにも 、自分で自制して踏ん張るという経験をたくさんしてほしいです。
ただ、一度不登校になったお子さんは、楽な方に流されやすい。
不登校のお子さんが学校に行けるようになってきているときは、特に、休まないようにしていくことが大事です。そのためには、体調管理は欠かせません。
しっかり体調管理をしていきましょう。
不登校のお子さんは、学校休むということは選べれます。学校を休むというカベは簡単に乗り越えられるのですが、 学校に行くという壁を乗り越えることがなかなかできないんです。
ですので、せっかく学校に行けるようになっていたところで休んでしまうと、 また学校に行くことにすごく勇気がいります。とても大きな壁となってきます。
学校を休んだとしても、当たり前に翌日学校に行ける。
お母さんやお父さんが本当に明日学校に行けるかな。風邪治ったら学校行けるかな。
というように心配しなくてもいい状態になってほしいですよね。
その状態に持っていくためにも、体調管理もしっかりしておきましょう。今まだ学校に行けれてない、 ただお家でゆっくり心を休めているというお子さんも風邪をひかないように、体調管理をしっかりしていきましょう。
ですので、体調管理の方法を今のうちに教えといてあげましょう。
やっぱり一番いいのは、ゆっくり休むこと。早く眠ること。お風呂に入って体を温めて、 そしてゆっくり休むこと。
体調管理をしっかりして、体調管理をすることをしっかり覚えて、この先も大きな病気をしないようにしっかり整えていきましょう。
本当に風邪をひかないように気を付けていきましょうね。