心理カウンセラーのブログ

不登校になる前に ストレス耐性を高めよう!

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こんにちは!
不登校カウンセリングセンターの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。

子どもが不登校になる原因の一つにストレス耐性の低下があります。
ストレス耐性とはストレスに耐える力のことです。ストレスを感じたときに処理する力のこととも言えます。

同じクラスの中に30人の子どもがいたとしても不登校になる子もいればならない子もいます。
同じ先生の同じ授業を受けていても、不登校になる子もいればならない子もいるのは、
個々のストレス耐性のちがいも関係して来るのですね。

ですから、不登校を解決していくためには、不登校予備軍の子が不登校にならない様にするためにも、ストレス耐性を高めていくことも大切なことになります。


ストレスにどのくらい耐えられるかということは、器の大きさに例えることができます。

ストレスにちょっと強めのAさんのストレスの器は600㎖、ストレスにちょっと弱いBさんのストレスの器は350㎖だとします。そこに500㎖のストレスがかかった(器に入ってきた)とします。

すると、Aさんの器にはまだ余裕がありますが、Bさんの器からはストレスが溢れてしまいますね。

Bさんのストレスの器の大きさつまりストレス耐性を大きくすることはできるのでしょうか?

もちろんできます。

では、ストレス耐性を大きくするにはどうしたらよいと思いますか?

それは、ちょっとずつストレスをかけていくことです。

適度にストレスをかけていくことで、ストレスの器を大きくすることができるのです。

不登校の状態の子どもの学校に行っていない期間が長ければ長いほど、
ストレスの器=ストレス耐性は小さくなっているので、
学校に行けるくらいのストレスの器の大きさになって行くようにしてあげましょう。

ストレスというのは心理学的には『変化』のことです。

どんなことでも良いことも悪いことも変化はストレスになります。

不登校の状態の子どもが学校に行くために、
学校に行きしぶりがある子どもが行きしぶらずに学校に行けるようになるために、

学校に行くことができるストレス耐性がつくように段階を踏んでいきましょう。

ストレス耐性が強いことは、社会に出てからももっと大切になってきます。

子どもが学校に通っているうちは、親御さんだったり学校の先生方だったりに守られている状態ですが、
学校が進むにつれて、そして、社会に出ていったときには自分の力で解決していくことが求められていきますよね。

子どもが独り立ちしていくときに向けても、強いストレス耐性をつけてあげましょう。

あなたとあなたのお子さんとが幸せになる子育てを応援しています。

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