心理カウンセラーのブログ

自由と責任が分かれば自立ができる

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こんにちは。不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。

不登校のお子さんの親御さんは、将来、お子さんにどうなって欲しいと思っていますか?

きっと今は、目の前のこと、ともかく学校に行って欲しい、という気持ちが強いと思います。
少し長い目で、お子さんの人生を考えてみてください。

どうでしょうか。

お子さんが毎日学校に通っていても、不登校になっている今も、実は将来の姿はかわらないのではないでしょうか。

それは、親御さんの元を巣立ち、1人で生きていけるようになっていること。
自立して生きていくことができるようになっていることですよね。

不登校のお子さんの親御さんは、今、学校に行けていない子が、自立していくなんて無理だわ。と思われているかもしれません。

本当にそうでしょうか。

芸能界で活躍している方の中には、不登校だったと話をされている方もいます。

高学歴だから、高収入とは限らないと思うこともあります。

将来、自立して生きていくには何が大切なのか。

いくつかあると思いますが、今回お伝えしたいことは、

自由には責任が付いてくるよ。
自分で責任をとるということは、自分の自由にしていいんだよ。

ということなのです。

そして、自由と責任をお子さんに話すこと、経験をさせていくことは、不登校の今でもできることなのです。

例えば、

・自分が使った食器は流しに持っていく
・自分の洗濯物は自分でたたむ
・自分の部屋は自分で掃除する

それは、お手伝いではないですか?と思われたかもしれません。

確かに、お手伝い項目に入ってくることです。

この時に、お手伝いでもあるけど、自分で使ったものは自分で片付けようね、とういことを教えていくことも大切です。

まずは、お子さんのやれる範囲から行っていくことがポイントです。

不登校のお子さんが、ゲーム三昧な生活をしているのなら、そこも見直しが必要です。

お子さんには学校に行くとうい仕事があります。
その仕事をしていないのに、ゲームをやるというのはどうなのだろうか。

ということなのです。

学校に行くことが責任で、ゲームをすることが自由にあたります。

責任をとらず、自由なことばかりしているのはいいのでしょうか。

お子さんのこととなると、理論は分かるけどいきなりゲームを取り上げるなんて、と思う親御さんもいらっしゃると思います。

それは、親御さんが24時間遊んでいて、仕事に行かないと同じことなのです。
親御さんが仕事に行かなくなると、収入がなくなり、生活ができなくなっていきますよね。

せめて、24時間いつでもゲームができるというのはやめていきましょう。

不登校のお子さんはずっと家にいることを、いい機会ととらえて、家事を教えていくことも自立に近づくことになります。

ただ、家にいるだけよりも、役割があることで自信を取り戻すことができるお子さんもいます。

その際、親御さんは常にお子さんに感謝することを忘れないでくださいね。
そうすることで、お子さんは自分はここに居てもいいんだ、と思えるようになっていくのです。
そして、親御さんに感謝するようになっていきます。

気を付けて欲しいことは、お子さんに無理強いはしないようにしてください。
お子さんと話し合いながら進めていきましょう。

そして、お子さんが簡単にできることから始めていきましょう。
スモールステップで、出来るという成功体験を何度も味わえるようにしていってください。

今日は、食事の時に、お子さんとお茶をくみ交わしてみるのもいいかもしれませんね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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