こんにちは、不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。
不登校のお子さんの親御さんは、
心が休まる日がありますか。
心から笑っているときがありますか。
親御さん自身のこと、考えたことありますか。
親御さん自身の気持ちを優先していますか。
不登校お子さんのことが、第一優先になっていませんか。
私は、不登校児の親でした。
子どもとテレビを観ながら、大笑いをしたこともありました。
でも、本当に心から笑っていましたか。と聞かれると、ん~どうだったかな、と考えてしまいます。
子どもと目を合わせて大笑いしながら、子どもがこんなに笑っている、よかった。と思っていました。
何をするにも、不登校のお子さんを中心に、生活の軸ができていませんか。
確かに不登校のお子さんは傷ついています。
不登校のお子さんにとって、家は大切な居場所です。
ですから、家は、精神的な面で心から安心できる場所にしてください。
その時に、親御さんが親御さん自身のことをないがしろにしているとすると、不登校のお子さんにも、少しの安心しか与えることができないのです。
どういうことかといいますと。
親御さんが親御さん自身のことを大切にしている大きさが、お茶碗の大きさだとします。
お子さんに安心できる場所の大きさは、お茶碗一杯分なのです。
親御さんがどんぶりの大きさで、ご自身のことを大切にしていれば、お子さんにどんぶり一杯分の安心を与えることができるのです。
親御さんが、自分のことはどうでもいい、とおっちょこ分の大きさしか大切にしていなかったなら、お子さんにあげられる安心もおちょこ一杯分なのです。
人は、自分のことを大切にしている、愛している分でしか、相手のことを大切にすることができません。
ですから、親御さん自身のことを、もっと大切にしてほしいのです。
ゆっくりする時間を1日のうちの5分でいいので取りましょう。
5分ゆっくりすることで、親御さんの心がホッとすると、ホッとした分、お子さんに優しくすることができるのです。
不登校のお子さんは、家は安心、お父さん、お母さんがいてくれるから安心、と思うことで、自己肯定感を強めていきます。
それが、学校に行ってみようかな、という気持ちにつながっていきます。
親御さん自身が自己肯定感が低く、ご自身のことを大切にしていなければ、不登校のお子さんも同じように感じるものです。
ですので、親御さん自身がご自分のことを大切にしてくださいね。
そうすることで、家の中が明るくなります。
不登校のお子さんが元気になっていきますよ。