心理カウンセラーのブログ

不登校の親が抜け出したい白黒思考

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こんにちは、不登校カウンセリングセンターの神谷今日子です。

子どもが不登校。
イライラしたり心配したり、親の方が辛くなってしまうというケースも多くあります。

そんなとき、どうしたらよいのでしょうか?
今日は、不登校の親が、つらさから抜け出すための方法についてお話できたらと思います。

ついつい陥りやすい白黒思考

あなたは、子どもは絶対に学校に行くべきだと思いますか?

あなたは、良い大学でないと行く意味がないと思いますか?

あなたは、学歴がないと幸せになれないと思っていませんか?

当然でしょうと思う親御さんも意外と多いかもしれません。
ちなみに、昔は、私も上のようなことを思っていたことがありました。

ただこの、「絶対こう」とか「こうでなければダメ」といった、白黒思考は、不幸を招くことの方が多いのです。
0か100かの思考とも言えますね。

確かに、こうでなければダメという思考で、何かに打ち込んだり、恐怖心から努力したりできるというメリットもあるかもしれません。

100点でなければダメという思考で勉強したり、

成績が下がったら、周りにバカにされるという恐怖心から努力したり…。

仕事をしている私たちもこのような原動力で行動することもありますよね。

ただこれって、いつまでも続かないし、続けるとしても、相当な意志と気力が必要です。
そして、極端に頑張りすぎることにもつながるので、心身を壊すことさえあります。


また、逆に、白黒思考は、行動できない原因にもなります。

100点が取れないくらいなら、最初から勉強しない方がいいのではないか…

成績が下がるくらいなら、もう学校に行かない方がいいのではないか…

これで、不登校につながったり、無気力やうつにつながったりすることもあります。
大人もこういうことってありますよね。
仕事ができなければいけない!失敗するくらいなら、避けたい…。

こんな風に、白黒思考は、心身を壊すまでの行動につながったり、逆に全く行動できない無気力につながったりするのですね。

不登校の子どもを持つ親が、白黒思考で子どもに指導していれば、子どもも白黒思考になります。
白黒思考は、世代間連鎖するのですね。

なので、あなたの白黒思考を変えていくことが、子どもの白黒思考の改善、そして無気力やうつ、頑張りすぎの改善、不登校の改善につながるのです。

白黒思考、どう改善すれば良い?


白黒思考をやめる方法は色々ありますが、一つお伝えすると、自己否定をやめることです。

・成績が低い自分ではダメ

・人からバカにされるような自分ではダメ

・認められるような自分でないとダメ

こういった自己否定があると、絶対にこうでなければといった白黒思考になりやすいです。

なので、一つ一つ自己否定をやめていきましょう♪


やっていくうちに、徐々に、白黒思考がゆるみ、こういうのもアリかもしれない。とりあえず小さな一歩からやってみよう。など、挑戦する意欲も湧いてくるようになります。

不登校の子どもとともに白黒思考を抜け出していってくださいね^^





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