こんにちは。不登校カウンセリングセンター水野幸子です。
秋分の日が過ぎ、いよいよ秋、冬に向けて季節が流れていきますね。
夏が大好きは私は、ちょっとだけ、物寂しを感じる季節になりました。
不登校のお子さんの親御さんであるあたなは、どんな気持ちでいますか?
・お子さんへの接し方が悪かった
・しつけの仕方が悪かった
・あのときの対応が悪かった
と、親としての自分を責め続けていませんか。
親として、失格だ。と思っていませんか。
お子さんが不登校になっても、学校に行くことを行き渋っていても、親として失格だと思う必要はありません。
お子さんへの接し方等だけが、お子さんが不登校になる原因だったとは限りません。
もし、親御さんのお子さんへの接し方が問題ならば、あなたのお子さんは全員、不登校になるということになります。
あなたのお子さんが、3人なら、3人とも不登校になるということです。
兄弟なのに、性格が全然違う。という話しは、よく聞きますよね。
親が同じでも、兄弟姉妹で性格が違うのは納得していただけると思います。
ですから、必要以上に、親御さん自身が、親としてダメだからと責める必要はありません。
親御さんが、ご自分を責めて、暗い顔になっていると、お子さんも暗くなってしまいます。
私の息子が不登校になったときに、衝撃を受けた言葉があります。
親のあなたは幸せですか?
親のあなたが、幸せなら、お子さんも幸せになりますよ。
親のあなたが、学校に行かなくてもいいや。と思えば、お子さんは学校に行きますよ。
どいうことなのかと、思いました。
子どもが不登校なのに、親の私が幸せなわけがない。
学校に行かなくてもいい、って思えるのなら、学校に行かせるにはどうしたらよいかで悩まない。
と、思ったのです。
言われた時の私は、ストレスが最大限にありました。
きっと、般若のような形相だったのだと思います。
般若のような顔の親と、不登校のお子さんが一緒に居たいと思いますか。
答えは、いいえ。ですよね。
不登校のお子さんが、安心して居られる家だと言いたいですよね。
そのためには、まず、親のあなたが、幸せになることが大切です。
親のあなたが、幸せと思い笑顔でいることで、不登校のお子さんは安心します。
不登校のお子さんが安心できることで、お子さんが落ち込んでいた気持ちが明るくなっていきます。
不登校のお子さんと、親御さんで、ダメだ、ダメだ、と言い続け、負のスパイラルをどんどん大きくしていっているのが、現状なら、それは息苦しいですよね。
子どもが不登校だから、明るい気持ちでいられない、幸せを感じることが出来るわけがない。ということは、
視点を変えると、親御さんの幸せは、お子さんにゆだねられているということです。
お子さんが不登校だから、幸せになれていないのだ、と思っていることにもなりますよね。
幸せという気持ちを、親御さんからだして行きましょう。
まずは、深呼吸して、空を見上げて伸びをしてみましょう。
不登校カウンセリングセンター 水野幸子でした。