心理カウンセラーのブログ

話を聴くことの大切さ

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 不登校カウンセリングセンター

 真鍋良得です。

 子どもの不登校は、学校に行きたくないと言い始めて、だんだんと本格的な不登校になっていく場合もあれば、前触れなく急に行かなくなることもあります。

 しかし実際には、不登校のきっかけは不登校になるだいぶ前からあるのです。

 子どもは、学校でなにか嫌なことやつらいことがあっても、親に話せないということがあります。

 また、親に話していても、親が「そんなのよくあること」と聞き流したり取り合わなくて、それ以上は話せなくなった、という場合もあります。


 普段、親子の会話が多くて、親にはなんでも話せるように見えても、つらい気持ちは話せないこともあります。


 それは子どもが自分の気持ちを表現することができなかったり、親に話してもどうせわかってもらえないと思っていたりすることによります。



 一度不登校になった子どもが再登校できるようになったとしても、何かあった時に親に話すことができない状態のままだと、また不登校になる可能性があります。

 悩みを1人で抱えて誰にも相談できないと、どうにもならない状況になるまで誰にも気づいてもらえない、ということになりかねません。



 そうならないためには、子どもの話を、良い話も悪い話も、ポジティブな話もネガティブな話も、共感しながらしっかりと聞いてあげて、子どもの気持を理解し、子どもが気持ちを言葉にできるようにサポートしてあげることが大切です。

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