心理カウンセラーのブログ

不登校児の冬休みに気をつけること

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こんにちは、不登校カウンセリングセンターの神谷今日子です。

今年ももう終わりですね。

学校は冬休みではないでしょうか?


「冬休み明けに、登校できるようになって欲しい。」
不登校の子どもを持つ親御さんでしたら、そう思いますよね。

そこで、今回は、不登校児の冬休みに気をつけることについてお伝えできればと思います。


精神的に居心地の良い空間を作る


家では、精神的に居心地の良い空間を作りましょう。

ここで気をつけたいのは、物理的に居心地の良い空間ではありません。

好きな時間に起きれて、食事も持ってきてもらえて、何もしなくても親がやってくれる…
こういったのは、物理的な居心地の良さですね。

物理的な居心地の良さばかり用意すると、子どものストレス耐性が下がり、ますます学校に行くのが難しくなるケースが多いです。
子どもの状態によっては、そういった対応をすることもありますが、基本的には、規則正しい生活を心がけ、子どもが自分のことは自分でできるように(自立していけるように)やっていきましょう。


それよりも、精神的に居心地の良い空間を作りましょう。

精神的に居心地の良い空間とは、ありのままの自分を認めてもらえる空間です。
何かに失敗したとしても、何かがうまくできなかったとしても、そんな子どもも親が受容している。

そういった精神的な居心地の良さが家にあるからこそ、子どもは、他の場所でも何かにチャレンジすることができるのです。


なので、物理的には、早寝早起きなどに取り組み、精神的には、子どもを条件付けせず、受容していくことが大切なのです。


学校の時と同じスケジュールで過ごす


先ほどの話と少し被りますが、冬休み中も、なるべく学校と同じスケジュールで過ごせるようにしましょう。

ついつい、長期休み中は、朝起きるのが遅くなったり、朝食を抜いたり、外に出ずに家でずっとゲームをしたりすることがありますよね。

ただ、スケジュールがずれると、冬休み明けの登校が難しくなります。

ですので、昼夜逆転しているのであれば、それを改善すること。

そして、日中は外に散歩に出かけたり、宿題に取り組んだりということを、取り入れていき、なるべく同じスケジュールで過ごせるようにやっていきましょう。



その子の不登校の原因を知り、その原因に合った対応をする


不登校の原因はその子によって異なります。

この対応をして、不登校解決に向かう!という子もいれば、同じ対応をしても、不登校が悪化する子もいます。


ですので、その子の性格やストレス耐性など、様々な面を考慮して、不登校解決していくのがおすすめです。


不登校カウンセリングセンターでは、

・不登校の六段階を見分けることで、適切な対応を知ることができる検査、

・その子の性格(自我状態)を見ることで、親御さんの適切な声がけを知ることができる検査、

・小学生の不登校の原因に多い「愛着形成」を見る検査、

・その子のストレスへの耐性を知る検査、

・発達障害の傾向が見られるのであれば、それを見る検査、

など、不登校の原因や適切な対処方法を知る上で役に立つ検査を多く実施しています。


こういった検査を実施することで、その子に合った対応ができるようになります。

子どもの不登校でお悩みの方は、一度実施してみることをおすすめします。




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