不登校カウンセリングセンター
真鍋良得です。
子供が床に置いていたおもちゃを誤って子供が自分の足で踏んでしまい、おもちゃが壊れて子供が泣き出しました。
こんなとき、あなたは子供にどんな言葉をかけますか。
何か問題が起きた時、子供を責めるような言葉をかけてはいないでしょうか?
「こんな所に置いた自分がわるいんでしょ」
「あんたがよく見てないからこうなったんでしょ」
「ぼーっとしてるからこうなるのよ」
「そういうのを自業自得と言うのよ」
「せっかく買ってあげたのに、何で壊すの!」
こういった言葉をかけていると、子供は「自分が悪いんだ」「自分のせいなんだ」と思う思考パターンができて、自分を責めたり罪悪感を感じることが多くなります。
そうなると、自己肯定感が下がり、ちょっとしたきっかけで不登校にもなります。
何かが起きた時、それはたまたま起きただけです。
誰かが悪いからそうなったのではなく、ただそうなってしまっただけ。
そんな風にとらえ、誰かを責めても事実は変わらない、その出来事を今後に生かそうと考えるとイヤな気持になったとしても、それを引きづらなくて済みます。
親が責めたり反省を促さなくても、子供は事実を受け止めて、自分で反省しています。
「残念だったね。」
「悲しいね。」
まず最初に、そんな共感の言葉をかけてあげて、子供の気持ちに寄り添ってあげましょう。