こんにちは、不登校カウンセリングセンターの神谷今日子です。
突然ですが、あなたは、性格を変えられると思いますか?
「三つ子の魂百まで」という言葉があるくらいですから、性格は変えられないものという前提でカウンセリングに来られる親子は多いです。
ですが、結論から言いますと、性格は変えられます。
性格というのは、その人の主観的な価値観(観念)から生まれています。
例えば、「失敗は良くないものだ!失敗してはいけない!」という主観的な価値観(観念)を持っている人の場合、臆病な性格になりやすいです。
他には、「世の中は楽しいことに溢れている」という主観的な価値観(観念)を持っている人の場合、積極的な性格になりやすいですよね。
そして、その主観的な価値観は、生まれつきのものではなく、生きていく中でさまざまな経験をすることで、身につけるものです。
ですから、変えることもできるのですね。
まとめると、性格の元である、主観的な価値観(観念)は、後天的に身につけるものなので、変えられるものです。
実は、私自身も、昔は、外に出て人とすれ違うのが怖く、引っ込み思案で、行動的ではない性格だと自分のことを思っていました。
しかし、今年の4月から、一人暮らしの賃貸を解約し、全国を旅しながら仕事をする生活を始めることにしました。
10年ほど前の自分からは想像できなかったことなのですが、心理療法を自分におこなっていくうちに、このように性格が変化していきました。
あなたは、不登校の子どもの性格は変わらないと諦めていませんか?
あなたは、不登校の子どもの性格はどうすることもできないと思っていませんか?
性格は、生きていく中で身につけた部分を変えれば、変えていきます。
ぜひ、不登校改善に向けて、一歩踏み出してみてくださいね。
性格は変えられる?
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