心理カウンセラーのブログ

不登校っ子の無気力

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不登校カウンセリングセンターの西浦まゆみです。

不登校っ子は無気力になりやすいです。

これは、不登校っ子は自己肯定感が低く、自分に対して劣等感を持っています。

そのため、不登校っ子はこんな自分ではいけない、
こんな自分は好かれないと無意識に思っています。

だから、何かをする時に不登校っ子は過剰に人の反応を見てしまう傾向にあります。

その根底にあるのは不登校っ子は頑張っている自分を見てほしい、
しようとしている自分を認めてほしいという思いです。


しかし、周りの環境や私たちの親が
不登校っ子の頑張っている過程や意欲を当たり前のこととして捉えているので、
不登校っ子に肯定する声かけをしないことが多いです。

私たち親や周りの環境によっては
不登校っ子はできるできないという評価での話し方をされることが多く
そのため、不登校っ子は頑張っても認めてくれない、
親の期待の応えられないという思いを強く持っていきます。

そうしていくと、不登校っ子は何をしても認められないなら、
何もしない方がいいと無気力になっていきます。

不登校っ子の無気力を和らげるのは、受容の話し方をすることです。

まずは、不登校っ子のことを受け入れる話し方をすることですね。

そしてその後に不登校っ子が頑張っている過程を認めたり褒めたりしていくことです。


不登校っ子が何もしたくないっと話をしてきたら、
「今は何もしたくないと思っているのね」と受け入れることですね。

けして、不登校っ子に「なんで何もしたくないの」「どうしたの?」と
問い詰める話し方はしないようにしましょう。

不登校っ子も自分がどうして何もしたくなくなっているのか
はっきりと自覚していないことが多いので
「どうして」「なんで」と問い詰められても、困惑することが多いからですね。

まずは、不登校っ子の自己肯定感を高めるようにすることが大切です。

そのためにも、受容の話し方をした後に、
不登校っ子がしている過程を認めたり褒めたりして自己肯定感を高めていくことです。

意識してくださいね。

不登校のことで気になることがある方は気軽の相談してください。

大切なことはひとりで抱え込まないことです。

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