不登校カウンセリングセンターの西浦まゆみです。
不登校っ子ママは不登校っ子にどう接したらいいのか戸惑っていませんか?
不登校っ子ママは自分の子が不登校になって時間が経つほど、
このままでいいのか、このままではいけない
でもどうしたらいいのかわからないと葛藤していませんか?
不登校っ子に必要なのは、物理的な充足よりも心の充足です。
物理的な充足とは、デジタル類や自分の個室などの快適な空間のことです。
心の充足とは、不登校っ子の罪悪感や不安を軽減することです。
不登校解決のためには、不登校っ子に心の充足を図るために
一時的に物理的充足を制限することが大切です。
物理的な充足を制限するのは3つの目的があります。
1つ目は、生活リズムを整えるため
2つ目は、親子での会話を持たせるため
3つ目は、ストレス耐性をつけるため です。
1つ目の生活リズムを整えるためとは、
不登校っ子は昼夜逆転生活になっていることが多いです。
不登校っ子はスマホやパソコン、ゲームなど物質的環境に恵まれていると
それらに流されてしまい、制御できなくなり、生活が乱れてしまうからですね。
昼夜逆転生活をしている内は不登校解決はできません。
なので、生活リズムを整えることが必要になります。
2つ目の親子での会話を持たせるためとは、
デジタル生活に慣れてしまっていると、親子での会話が少なくなる傾向にあります。
ともすれば、同じ家の中にいるにも関わらず
不登校っ子との会話をラインでのやり取りだけになってしまっていることもあります。
そうすると、不登校っ子が何を感じ、何を考え、
どう思っているのか、どうしたいのかがわかりません。
また、不登校っ子も親のあなたと顔を合わせて会話をしないので
親のあなたが、自分のことをどう思っているのかがわかりません。
なので、不登校っ子と親のあなたの会話ををして、
お互いが向き合うことができるように
デジタル生活の制限をすることです。
3つ目のストレス耐性をつけるためとは、
不登校が長引けば長引くほど、ストレス耐性は低くなります。
ストレス耐性とは、
ストレスに耐えられる力やストレスに適応して対処できることを言います。
不登校っ子が学校に通っている時には、ストレス耐性が働いていますが、
学校に通わなくなると学校に通っていた時のストレスがなくなるので、
ストレス耐性が働かなくなるので低くなります。
なので、不登校っ子にスマホやパソコン、ゲームなどの物理的な環境を制限することで
ストレスを与えてストレス耐性をつけいくことを目的にしています。
不登校っ子に物質的環境の充足よりも
親のあなたとの直接的な交流により、
お互いが何をどう感じているのかを知ることができます。
そうすると、不登校っ子との心の充足を持つことができるので、
不登校解決の糸口にもなります。
物理的な充足よりも心の充足に重きを置いてくださいね。
不登校のことで気になる方は気軽に相談してください。
大切なことは、ひとりで抱え込まないことです。