心理カウンセラーのブログ

コントロールできるのは○○だけ

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こんにちは!
不登校カウンセリングセンターの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。

子育て中のあなたは、わが子に親のいうことをきかせようとして、このような言い方をしていませんか?


「○○しなさい!」
「○○しないとダメだよ!」
「○○してくれたらごほうびあげるよ。」

このような言い方は子どもをコントロールしようとしている可能性があります。

子どもが言うことをきかないと、ついわが子に「親のいうことをきかせなければならない」と思うことはありますよね。

親であるあなた自身も、子どものときに親のいうことは聞くものだと教え込まれてきたのかもしれません。

それでつい、


・子どもは親がちゃんとしつけなければいけない
・人に迷惑をかけない子に育てなければいけない
・思いやりのある子に育てなければならない
・子どもの宿題はちゃんとやらせないといけない

といった思いを持ってしまっているのではないでしょうか。

でも、自分の子とはいえ思い通りにならないのは考えてみれば当たり前のことなのです。

親であるあなた自身も自分のことをコントロールすることは難しくないでしょうか?

イライラしてつい感情的になってしまったり、子どもの機嫌を取ってみたり、
親が自分自身をコントロールすることがなかなかできずにいるのに、
子どもなど自分以外の他者をコントロールすることはもっと難しいこと。
というより無理なことできないことなんです。

命に関わるようなときはこのような言い方が必要な時もありますが、
子どもの気持ちを無視して無理に親のいうことをきかせようとしていると、
かえって反発されることもありますね。

それが不登校の1つの要因になることもあるのです。

子どもの気持ちや子どもが考えていることを丁寧にきいて、子どもを一人の人間として大切にするという態度で接していくことが大切なのです。

親であるあなたは、子どもが言うことをきかないことにイライラしてしまいますか?
親であるあなたは、子どもをコントロールしようと思っていませんか?

本当に子どものためと思うことはやりましょう。

でも、子どものためと思ってやっていたけど、言っていたけど、実は親自身のためにやっていること、自分自身が認められたいために言っているのはよくありません。

コントロールできるのは親自身、自分自身だけなのです。

変えるのはまず、自分自身なのですよ。

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