心理カウンセラーのブログ

不登校解決 反抗的な子どもをどうとらえたらいいの?

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こんにちは!
不登校カウンセリングセンターの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。

子育て中のあなたは、
わが子が不登校の状態であったり、学校に行きしぶっているというときに、
「反抗的な態度をとるわが子に対して、どう対応したらいいのかわからない」ということはありませんか?

 

  • 子どもが、自分がイライラして感情的になっているのは親のせいだと怒っている
  • 子どもが、親に対して「うざい」「あっちいけ」などと暴言を吐いてくる
  • 子どもがゲームの約束を守らない
  • 感情的になった子どもが親に暴力をふるったり、物を壊したりしている

といったことに困っていませんか?

そんなこと言ったって、親に対してああいう態度をとることは悪いことと教えなければならない、と思うでしょうか?

お子さんのイライラしている気持ちを親にぶつけてこられたら、
つい応戦したくなってしまうこともありますよね。

反抗してくる子どもに対して、親の方もつい感情的になってしまう気持ちもわかります。

でも、それは火に油を注ぐだけ。
やられたらやり返す、ではキリがないのです。

子どもはさらにヒートアップしてイライラや怒りが大きなってしまいます。
もしくは、子どもは委縮してしまい、親に意見を言いづらくなってしまうこともあります、

ですから、親であるあなたは感情的にならずに愛情をこめて人格と行動を分けてお子さんに丁寧にお話しすることが大切ですよ。

人格と行動を分ける、そしてプラスの言葉で終わらせる

子どもがあまりにも感情的になっているときは、
まずは落ち着くことが大切です。

ここで、ネガティブなことの上手な伝え方をお伝えするので、ぜひ今日からやってみてください。

ネガティブなことの上手な伝え方

①行動と人格を分けて伝えましょう

「○○ちゃん、だめでしょ!」といってしまうと、子どもは「私がダメなんだ」と思ってしまいます。つまり子ども自身の人格を否定されたたように感じてしまうのです。

ですから、必ず行動と人格を分けて伝えましょう。

「○○ちゃん」と呼んで目を合わせて、
「あなたのことはお母さんとても大好きだよ。何があってもあなたの味方だよ。
でも、今回やったこの行動は良くないよね」

というふうに、人格はほめて、もしくは認めて、行動を分けて注意することが大切ですよ。

②最後はポジティブな言葉で終わらせる

ダメなことを伝えた後は、「でもこんないいところもあるよね」と必ずポジティブな言葉で終わらせましょう。

なぜなら、人間の脳は主語を判断できないからです。言葉に反応して人格は創られていくのです。ネガティブな言葉は自分にもはね返ってきて自分にも影響を与えているのですよ。

子どもに否定されたから否定し返す。そんなマウントの取り合いになってしまわないようにしましょう。

子どもが反抗できるということは、愛着形成ができているととらえることができる

そして、本日のテーマである『反抗的な子どもをどうたらえたらいいの?』ということですが、
子どもが反抗できるということは、愛着形成ができているということです。つまり、親は結局ぼくのこと・わたしのこと好きだから許してくれると思っているから、甘えることができるから反抗できるのです。

ですから、親であるあなたは自信を持ってくださいね。

子どもも一人の人間として大切にすることが大切です。

そして、親であるあなた自身のことも同じくらい大切にしてあげてくださいね。

自分を大切にするのと同じ程度、他者も大切にすることを続けていってください。

続けていけば、きっとよい親子関係を築いていくことができますよ。

あなたの幸せになる子育てを応援しています。

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