不登校、１日や２日で解決できるといいですよね。
こんにちは。不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。
不登校のお子さんの調子はどうですか？
不登校のお子さんを支えている親御さんの心身ともに落ち着いていますか？
不登校のお子さんに気持ちを振り回されたりしていませんか？
もし、 不登校のお子さんに親御さんが気持ちを振り回されているとしたら、これからどうしていきたいのか、 じっくり考えてみましょう。
どうして親御さんは不登校のお子さんに気持ちを振り回されているでしょうか？
・不登校のお子さんに早く学校に行ってほしいから
・不登校のお子さんを傷つけたくないから
・不登校のお子さんに元気になってほしいから
主にこの３つなのではないでしょうか？
親御さんによっては、まだ他にも色々あると思います。
親子関係でも多少違ってきますよね。
不登校のお子さんの親御さんは、不登校の克服はできるだけ早くやりたいですよね。
できることなら１日や２日ですぐに学校に行けるようになってほしいなと思いますよね。
その気持ちはすごくよくわかります。
私も不登校の子供の親を経験しています。
１日や２日で学校に行けるようになって欲しいとすごく思っていました。
ですが、本当の意味での不登校の克服は、１日や２日ではできません。
不登校の親御さんの不登校の克服は、学校に行けくこと。と思っているのではないでしょうか。
嫌がるお子さんを、大泣きするお子さんを引きずって学校の教室に連れて行く。
これで、学校に行った。だから不登校克服した。とはなりませんよね。
多くの親御さんは、
・ともかく学校に行けばいい
・ずっと家にいるので学校に行けるようになればいい
・保健室登校だろうと別室登校だろうと、ともかく学校に行けばいい
と思われているかもしれません。
学校によっては、朝先生に挨拶しすれば、その後は帰宅しても出席になるから不登校カウントしないという学校もあるでしょう。
不登校のお子さんの親御さんは、教室に行かなくても、学校に行けていれば、不登校が克服できたと思われるかもしれませんが、 カウンセラーは不登校を克服したとは考えません。
学校に行ければいい、 それだけではないのです。
お子さんが学校に行けていても、行けていなくても、どのように成長して欲しいと思いますか？
それは、自立できることですよね。
カウンセラーも不登校のお子さんの年齢に合わせた自立ができるようにしていきたいと思っています。
不登校のお子さんは、どうして不登校になったのか、その原因を見極めます。
学校に行きながらもストレス体制を高めていきます。
不登校の根本的な原因から、これからまだ起こり得る原因も徐々に徐々に 緩めていきます。
根本的原因が、お子さんの思い込み思考癖、主観的価値観、観念なのです。
不登校のお子さんが当たり前に学校に行くようになり、これから起こる色々なことにも耐えるだけの力を身に着けていくには、カウンセラーだけではなく、親御さんの力も必要です。
カウンセラーは不登校のお子さんと親御さんが二人三脚をしているのを、先導したり、後ろから押したり、三人四脚になって進んだりします。
親御さんの経験や、親御さんがお子さんを見ていて、辛い思いをした学校に戻る必要はないという判断をされるときがあります。
昔と違い、今は多くのサポートもあります。
お子さんに合った方法を選ぶことができます。
最終目標はお子さんの自立です。
お子さんがお子さんらしく、自分に自信を持って生きていくようにしていくことです。
不登校の克服は、お子さん歳相応の自立ができるところまで力を付けることだと私は考えています。
社会に出てもくじけないように対応できる、耐えるだけの力、 考え方を身につけてほしいと思っています。
そうなると、１日や２日では不登校は 克服できないのです。
そして、お子さんの観念を変えていくには、親御さんの観念も変えていく必要があります。
なぜなら、お子さんの観念は 親御さんに似ていることが多いからです。
不登校のお子さんの親御さん自身が、普段から生きづらさを感じていいるのなら、観念を修正していきましょう。
家族で観念を修正して、自分たちが生きやすい観念を 持って生活していきましょう。
そして、不登校が再発しないように、 社会人になってからやっぱり会社に行けなくなったということが起こらないようにしていきましょう。
もうこの子は大丈夫だと、この子は安心して見ていられるとお子さんのことを信頼してできるように、 お子さんが自立していけれるようにしていきましょう。
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そして、一人で苦しんでいる親御さん、私たち不登校カウンセリングセンターの心理士が いつでも寄り添います。あなたは一人ではなありません。
寄り添ってくれる人がいるということを覚えておいてくださいね。