不登校カウンセリングセンターの西浦まゆみです。
不登校のわが子が胃腸症状に悩まされていることは少なくはありません。
これは、不登校のわが子は不安になりやすい傾向にあります。
学校に行けないままでいいのだろうか
学校に行きたくない、このままではダメなのにどうしよう
このままで自分の将来はどうなるのだろう
学校の勉強についていけるだろうか
友人との付き合うをどうしよう、嫌われていないだろうか・・・など
不登校のわが子は様々な不安を抱えています。
脳が不安を感じていると腸にも影響します。
逆に腸の不調があると脳が不安を感知します。
脳と腸は「脳腸相関」と言って互いに影響し合うものだからですね。
また、幸せホルモンと言われる「セロトニン」の90%は腸で作られています。
セロトニンは、ドーパミン(快感ホルモン)や
ノルアドレナリン(ストレスホルモン)を制御して
精神を安定させる作用を持っています。
だから、精神の安定は腸内のセロトニンの生成に関与されるから
腸を整えると心も整うとも言われているのですね。
腸を整えるためには食生活を整えることが大切です。
腸内は腸内細菌(善玉菌、悪玉菌、日和見菌)のバランスで整えられています。
なので、腸内環境を整えるためには腸内細菌のバランスを整えることですね。
腸内細菌のバランスを整えるための考え方は
・体を守る善玉菌を積極的に取り入れる
・すでに腸内の存在している善玉菌を増やすことです。
体を守る善玉菌を積極的に取り入れるとは、善玉菌を多く含む食品、
発酵食品である味噌、納豆、乳酸菌飲料、ヨーグルトなどを積極的に摂ることです。
ただ、善玉菌は定住しないために、毎日継続的に摂ることが望ましいです。
すでに腸内に存在している善玉菌を増やすとは
善玉菌の餌となるオリゴ糖や植物繊維を含む食品
大豆、ゴボウ、玉ねぎ、にんにく、バナナ
海藻類、キノコ類、芋類などを摂取することです。
試してくださいね。
不登校のわが子のことで気になることがある時は
私たちカウンセラーに気軽に相談してくださいね。