不登校カウンセリングセンターの西浦まゆみです。
不登校の子どもを持つ親のあなたは「愛着障害」を知っていますか？
愛着障害とは、主に親との愛着が何らかの原因で形成させずに、
問題を生じることを言います。
小学生の不登校の主な原因の１つがこの「愛着障害」です。
愛着障害は親の愛情不足ではありません。
愛情はあるけど子どもに伝え方がわからず伝えられない、
また、子どもの愛情の捉え方が問題で愛情が伝わらないといったことが多いです。
不登校のわが子は親のあなたの愛情を確かめたくて
不登校になることもあります。
その根本には、この愛着障害があるからですね。
不登校のわが子が親のあなたの愛情の捉え方で多いのが
「条件つけた愛情」です。
これができないと親のあなたから好かれない
親のあなたの期待に応えないと愛されない
勉強ができないと親のあなたに認められない・・・
など、条件をクリアーしないと愛情をもらえないと思うことですね。
不登校のわが子は親のあなたの愛情が条件付きだと捉えているために
その条件を満たそうとします。
そして、その条件をクリアーできなくなっていった時に、
自分を追い込んで疲れてしまい不登校になっていきます。
だからこそ、不登校のわが子に親のあなたが無条件の愛情を伝えることが大切です。
これができるからいい、
親のあなたの期待に応えるからいいとかの条件ではなく、
不登校のわが子の存在自体を肯定することですね。
不登校のわが子に「あなたはいるだけでいいのよ」
「あなたがいるからママやパパは頑張れるのよ」
「生まれてきてくれてありがとう」など、親のあなたの言葉で伝えることですね。
不登校のわが子に親のあなたが無条件の愛情を伝えていくと
わが子は自分の存在価値を見出すことができるので
不登校解決のきっかけになります。
意識してくださいね。
不登校のわが子のことで気になることがありましたら、
気軽に私たちカウンセラーに相談してくださいね。