心理カウンセラーのブログ

不登校克服するには「〇〇でなければならない」を捨てよう

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こんにちは、不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。

3月も半ばを過ぎました。
不登校のお子さんの状態はどんな感じでしょうか?
そして、ずっと支えてきている親御さんは大丈夫ですか?

不登校のお子さんの親御さんが
「絶対に学校にいかせなければならない」という強い考えを持っているのなら、とっても辛いくて苦しい精神状態になっているのではないでしょうか?

身体に力が入り過ぎて、肩や背中がガチガチにこわばっていませんか?
精神的にも、参ってきていませんか?

不登校のお子さんを支える親御さんは、お子さんのことを真剣に考えているので、ついつい親である自分たちのことを後回しにしがちです。

もし、不登校のお子さんの親御さんが、疲労で倒れてしまったら、一番辛い思いをするのは不登校のお子さんです。

親御さんは、お子さんのために頑張っているのに、それが原因で倒れてお子さんに心配をかけていたら本末転倒です。ですので、親御さん自身も自分だけの時間を作り、ゆっくりとリラックスできる時間を取ってくださいね。

心身共にリラックスするときに、もう一つリラックスして欲しいことがあります。
それは、思考です。

・学校に行かさなければならない
・学校に行くのは当たり前
・勉強はしなければならない
・友達と仲良くしなければならない
・部屋は片付けなければならない
・常に優等生でなければならない
・子どもは大人の言うことを聞かなければならない

このように、〇〇しなければならない という思いがとても強い人いませんか?

親御さんに、〇〇しなければならない という気持ちが強いと、お子さんは小さな頃からその考え方が一般的な考え方だと受け止めます。

そして、学校に通うようになり、いくつかある〇〇しなければならないが、気持ちと裏腹な結果になることに気づきます。
・勉強がわからない
・友達が仲良くできない
・部屋お片付けられない
と、できないことに目がいき、

・どうせ自分はダメなんだ
・自分には価値ががない
という、ネガティブ思考になりやすい人になっていくのです。

ですから、〇〇でなければならい、という考え方を不登校のお子さんの親御さんが持っているのなら、すぐにその考え方をやめましょう。

親御さんも、〇〇でなければならないとうい考え方でいると、ご自身のことを責めるようになり、価値のない人間だと思うようになります。

自分は価値がないと思っている親と一緒にいたいと思いますか?
思いませんよね。

親御さんも、お子さんも 〇〇でなければならない という思考を緩めていきましょう。

そうすることで、お子さんも少しづつ自信が持てるよになりますよ。

お子さんが自信を持てるようになってこれば、学校に行くと言い出すまであと少しです。

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