こんにちは、
不登校カウンセリングセンターの真鍋良得(まなべりょうえ)です。
不登校の子どもが家で安心して過ごせるようにストレスのない環境を与えているつもりが、実は子どもにとってはストレスをたくさん感じるということがあります。
居場所を確保する、好きな物を食べさせてあげる、自由にゲームをさせてあげる、昼夜逆転もそのままにしてあげる、学校にいくようにうながさない、子どもの話を聞いてあげる、など、子どもがストレスになることをできるだけなくして好きなように過ごせるようにしてあげることで、子どもは安心して家にいることができるように思われるかもしれません。
あなたは、これで子どもの不登校が解決すると思われますか?
過保護、過干渉にならないことは大切ですが、自由にできる環境を与えて親が何もしないと、ただ放置しているだけになってしまします。
子どもが家で自由に過ごせることは大事ですが、自由に過ごせる環境があっても、親が指示命令をすることが多かったり、夫婦げんかしていたり、ため息ばかりついていたり、仕事の不平不満や愚痴、政治への批判をイライラしながら話す、そんな環境では、子どもは外の世界に出て行こうという気にはなかなかなれません。
そして、そんな親の姿が子どもにとっては一番のストレスになります。
ただ自由にさせて何もしないのではなく、親が子どものことを全力で応援してあげること、子どものことを信じてあげること、親が笑顔でいること、そして親自身がしあわせでいることが大切です。
そして、そのことが子どもに安心感をあたえ、家庭をストレスのない環境だと感じられるようになります。
何をすればいいのかわからない、わが子に対してどのように接したらいいかわからないという時は、ぜひカウンセラーに相談してみてください。