こんにちは、不登校カウンセリングセンターの神谷今日子です。
多くの不登校の子どもは、悩んでいますよね。
悩みが全くなくて、不登校になる子どもは少ないです。
将来の不安や友だちとの関係のこと、勉強のこと、先生のこと、、、。
不登校の子どもは、子どもなりに色々なことを悩みますね。
そんな悩みを解決するために、大切なお話を今日はしたいと思います。
不登校の子どもを持つ親御さんは、過去のことで後悔したり、他者を変えようとして躍起になったりしたことはありませんか?
不登校の子どもが、過去のことで後悔したり、他者のことで思い悩んだりしている様子はありませんか?
実は、心理学では、過去と他者は変えられないと言われています。
これを理解していない場合、悩みは増えていきます。
例えば、過去にした失敗を思い出して、あのときああしていれば、こうしていれば、と悩む子はいますよね。
これは、過去が変えられないことを忘れて、悩んでいる例ですね。
他にも、友だちに嫌われたかな?といった悩みも、友だちの考えていることは変えられないのに、悩んでいる例ですね。
天気も自分の力では、変えられませんが、雨が降る度にとても憂鬱になる子もいますよね。
このような悩みは、不登校の子どもだけでなく、私たち大人も持つことがありますよね。(私自身もあります💡)
では、逆に、変えられるものは何でしょうか?
それは、自分自身です。
過去は変えられませんが、これからやることは変えることができます。
相手の心は変えられませんが、自分自身の心や相手への接し方は変えていくことはできます。
天気は変えられませんが、自分自身で折りたたみ傘を持ち歩くことはできます。
変えられるものと変えられないものを区別していくことが、悩みにハマっていきづらくなる、良い1つの方法と言えます。
あなたは、どうでしょうか?
不登校の子どもが変わってくれないと悩んでいませんか?
不登校の子どもの心や行動はあなたが操ることはできませんよね。
できることは、不登校の子どもに、あなたが適切な接し方をすることで、不登校の子どもが自分自身で変わっていきたいと思えるようにしていくことです。
私たち心理カウンセラーも、そのお手伝いを日々、しています。
ということで、今日は、悩みづらくなるためには、変えられないものと変えられるものを区別していこう!というお話でした。