こんにちは!
不登校カウンセリングセンターの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。
不登校の状態のお子さん、学校に行きしぶっているお子さんは、
学校に行けないことに不安を感じていたりイヤだなと思うことがあったりとネガティブな気持ちになっていることが多くあります。
そして、そのネガティブな気持ちを表に出してはいけないと思ってしまっているお子さんがいるのです。
・親に心配をかけてはいけない
・自分の気持ちを表に出してもどうせ誰もわかってくれないから気持ちを出したくない
・ネガティブなことを言って、人を傷つけてはいけない
などと思っているので、自分の心にフタをしてしまっているのです。
そうすると、親や先生などが子どもの気持ちに気づきづらくなってしまうのです。
親も子どもがネガティブなことを言っていると、
つい、
「そんなのたいしてことないよ」「大丈夫だよ」
とあしらってしまったり、
「そんなこと言っちゃダメ」
と否定してしまったりすることもありますよね。
本当は子どもの辛いと思っている気持ちを親に話しててらえることは、不登校を解決するためには大切な事なのに、子どもが自分の気持ちにフタをしてしまうようなことを言ってしまうのです。
なので、子どもがネガティブな気持ちもちゃんと話してくれるようにすることが大切なことになります。
子どもがネガティブなことを言ってきたときは、
「あなたはそういう気持ちだったんだね。話してくれてありがとう。ママうれしいよ」
というように、ネガティブな気持ちも受け止めて、認めてあげてくださいね。
ネガティブなことを話してくれたこと・教えてくれたことにありがとう、と感謝の気持ちを伝えてほめてあげてくださいね。
そうしていくことによって、子どももネガティブな気持ちを話してはいけないと思っていたことが、ネガティブな気持ちを話していいんだ、認められるんだ、と思うようになるのです。
そして、子どもは自分の気持ちを話しやすくなるのです。
このことが親子の信頼関係を育てていきます。
不登校の解決のためにもとても大切なことなのですよ。
あなたの幸せになる子育てを応援しています。