こんにちは。不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。
不登校のお子さんの親御さんは、しっかり睡眠が取れていますか?
不登校のお子さんのことを考えると心配で眠れないという親御さんも多いですよね。
寝不足の時と熟睡した時を比べてみてください。
不登校のお子さんの親御さんのご自身の体験で比べてみてください。
・どちらが目覚めがよかったですか
・どちらが寝起きにすぐに動けましたか
・どちらが日中の集中力がありましたか
・どちらが気持ちが落ち着いていましたか
・どちらが笑顔でいられましたか
熟睡できたときですよね。
それは、不登校のお子さんも同じことです。
不登校のお子さんには学校に行けない理由があります。
学校に行くのをやめようと思うに至るまで、多くの葛藤があったでしょう。
学校に行けない自分はダメなんだと、心の中では責めているお子さんが多いです。
睡眠不足は、心にも身体にも緊張感を作り出します。そのため、昼間にリラックスできません。
そうなると、不安が増えていきます。
不安が増えることは、動こうとうい気持ちが萎えていくのです。行動ができなくなります。
ですので、不登校のお子さんに心身ともにリラックスする睡眠時間はとても大切になるのです。
不登校になると、生活リズムが乱れがちです。昼夜逆転するのが当たり前と言ってよいほどです。
まずは、生活リズムを学校に行くリズムに替えていきましょう。
朝、決まった時間に起きる。ベストは学校に行く2時間前。ゆっくりリラックスした状態で朝食をとりましょう。
昼間は本を読む、散歩をするというように、夜寝つきがよくなるように、身体を動かしましょう。脳を使うことも、カロリーを多く使います。。
バランスのとれた食事を心がけましょう
お風呂はゆっくり、そしてしっかりつかりましょう。
眠る1,2時間前から、スマホなどは使わない。
コーヒーやお茶など、カフェインが入っている飲み物は控える。
部屋を暗くして眠る。
これで、生活リズムも出来てきました。
そして、睡眠時間の確保です。
小学生なら8時間
中・高校生なら7~8時間の睡眠時間は取りましょう。
今の小・中・高校生は多忙です。
習い事や塾など、学校以外に多くのことを行っているからです。
そんな時は、今、何が大切かを考えましょう。
睡眠時間を確保することで、不登校のお子さんが学校に行けるようになるのなら、なによりも優先したくなりますよね。
不登校の状態をそのままにしておくのではなく、なんらかのアプローチをして、不登校のお子さんの将来も含めて、今、何が一番大切なのかを考えていきましょう。
1日は24時間です。
あれもこれもとやりたいことが沢山ありますよね。
そんな時は、優先順位を決めましょう。
インターネット、ゲーム、YouTube、テレビなど、自分の好きなこと、ホッとできることに時間を使いすぎて、睡眠時間を削っているということはありませんか?
不登校のお子さんが嫌だと言っても、学校に当たり前に行けるようになるまでは、生活リズムを整えて、睡眠時間を確保し、良質な睡眠を取ることが何よりも大切なのだと、話をしましょう。
では、日中はしっかり動いて、夜はしっかり熟睡しましょう。