不登校カウンセリングセンターの西浦まゆみです。
今日10月10日は「世界メンタルヘルスデー」です。
「世界メンタルヘルスデー」とは世界精神保険連盟が1992年より、
メンタルヘルス問題に関する世間の意識を高め、偏見を無くし、
正しい知識を普及することを目的として定めた日です。
不登校の子どもを持つ親のあなたは、メンタルヘルスを意識したことがありますか?
メンタルヘルスとは精神面における健康のことです。
不登校のわが子も親のあなたも自分の感情に振り回されているために、
自分のメンタルコントロールが出来ない状態でいます。
人は誰でも、多かれ少なかれ不安や恐れを抱いています。
ただ、それを知って対処しているかいないかだけなのです。
不登校のわが子も親のあなたも根本にあるには不安や恐れです。
学校に居場所がない
勉強についていけない
友達ができない
孤独感が強い・・・など不登校のわが子はいろんな不安や恐れを抱いています。
その根本は、不登校のわが子が持っている価値観(観念)です。
「これができないといけない」
「協調性がないといけない」
「みんなと同じではないといけない」
「友達がいないといけない」
「勉強ができないといけない」
「学校の規則をきちんと守らないといけない」・・・など
自分で無意識に思っている価値観(観念)ですね。
自分では当たり前に思ってしまう思考癖です。
自分の思考癖は自分では当たり前に思っているので意識していかないとわかりません。
人はネガティブにもなるし、ポジティブにもなります。
ただ、ポジティブじゃなければいけない、
ネガティブになる自分は嫌だ、ネガティブはダメだと
自分を責めることが心が疲弊する原因です。
なので、誰でも、自分を責めるときはある。
今の自分はネガティブな思考になっているだけと否定しないように
意識することがですね。
そして、人を頼ることも大切です。
不登校になっている自分はダメだ
不登校にした親の自分はダメだと自分を責めないことです。
不登校をどう解決していくのかを、相談することですね。
家族や学校の先生、スクールカウンセラー、
または私たちカウンセラーに相談していくことです。
一人で抱え込まないということが大切です。
不登校のわが子や親のあなたが一人で抱え込んでしまって、
暗い表情をしていても不登校は解決していきません。
心が疲弊していくだけだからですね。
今日は世界メンタルヘルスデー、自分の感情ではなく、心を労ってくださいね。