こんにちは!
不登校カウンセリングセンターの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。
不登校や学校に行きしぶることがある状態のお子さんを育てている親であるあなたは、
お子さんをほめていますか?
・ほめることは大切だということはわかっているけど、いざほめようと思うと思うとどこをほめたらいいのかわからない
・うちの子はほめるところが見当たらないんです
・どうしても子どものダメのところばかりが目についてしまって、ほめるということろまで頭が回らないんです・・
実際に、子どものことをなかなか愛することができないと悩んでいる親御さんもいらっしゃいます。
自分があまりほめられた経験がなかったり、子どもを肯定的に見ることができなかったりすると、
ほめるということが難しく感じられることもありますね。
でも、子どもはやはり特に親からの注目を必要としています。親に見られていること、注目されていること、必要とされていることが子どものものすごい力となるのです。
今回、効果的なほめ方をいくつかお伝えしたいと思います。
ほめるときの基本的なことでは、
子どもに近づいて、目線を合わせるということ、そして、心からほめるということです。
やはり口先だけでほめても、心がこもっていないと子どもにすぐに見抜かれてしまいます。
そして、微笑んだり、頭をなでたり、抱きしめたりと感情動作を入れましょう。
タイミングも大事です。好ましい行動をしていたら、すぐにほめましょう。
簡潔に具体的に。具体的でないと、どうしてほめられたのかわからない子どももいます。
否定的コメントをはさまないことも大事です。「どうして最初からやらなかったの?」「ほら、だから言ったじゃない」などと否定的なコメントが入ると、親はほめたつもりでも子どもからしたら『ほめられた』ではなくて『責められた』となってしまうのです。
ほめ方のコツは様々ありますが、今回はほめることが難しいと感じていてもできそうなことをご紹介させていただきますね。
1つ目。子どもに相談ごとを持ちかけるという方法があります。親はどうしても、子どもを教育しないといけないという立場や思いがあるものですが、例えば、パソコンの使い方を子どもに聞いてみる、スマホのアプリについて教えてもらうなど、親より子どもが得意な事を聞いてみるということも、子どもの自尊心を上げて子どもに自信をつけさせるためには有効ですよ。
あと、子ども自身ではなく、子どもが所属しているグループをほめるといいう方法もあります。
たとえば、子どもが自分が所属しているチームや学校や友だちグループや社会集団などを誇りに思っていたり、自分の居場所だという感覚を子どもが持っているんであれば、そこををほめることによって子どもを間接的にほめることになりますよ。
子どもをほめることは、子どもと良い人間関係を築くことに直結します。
あなたのお子さんにぴったり合うほめ方をぜひとも見つけてみましょうね。