こんにちは、
不登校カウンセリングセンターの真鍋良得(まなべりょうえ)です。
あなたは子どもに変わってほしいと思ったことはありませんか?
自主的に勉強する子になって欲しい。
積極的に友だちを作る子になって欲しい。
もっと前向きに考えられる子になって欲しい。
親が起こさなくても朝起きられるようになって欲しい。
ちゃんと普通に学校に行く子になって欲しい。
そんな子になって欲しくて、自分の経験を伝え、正しいことを教え、正しい行動ができるように指示をしていませんか?
親がどんなに子どもを変えようとしても、子どもをコントロールしようとしても、子どもは動きませんし、変わりません。
なぜなら自分以外の人間を変えることはできず、たとえ親であっても子どもを変えることはできません。
影響を与えることはできても変えることはできないのです。
子どもの状況を理解し、子どもの気持を理解したうえで、子どもが自分で気づくことができるような言葉がけをすれば、子どもは自ら行動を変えるようになります。
そのためには、子どもの言動を否定せずにありのままに受け止め、今どんなことを考えているのか、今どんな状況なのかを理解し、共感することが必要です。
子どもを変えようとする前に、しっかりと子どもの話を聞いてあげましょう。