こんにちは、
不登校カウンセリングセンターの真鍋良得(まなべりょうえ)です。
子どもが母親に甘えてくる時、子どもが満足できるまで甘えさせてあげれば、子どもは安心し、親の元から離れていきます。
子どもが満足できるまで甘えさせてあげるのは難しいという方もいますが、できる限り可能な範囲で甘えさせてあげることで、子どもは早く独り立ちできます。
不登校の息子が、母親にべたべたしてくる、もう中学生なのにこのままでは先が思いやられるといった話を聞くことがあります。
中学生になっていても大丈夫です。
しっかり甘えさせてあげれば子どもの心は穏やかになります。
甘えてくる子どもに対して親が不安を感じるのは、親自身が自分の親にもっと甘えたかった、十分に甘えさせてもらえなかった、あるいは親に甘えてはダメだといわれて育ってきたからです。
どうしても子どもにべたべたされるのが嫌だという場合は、無理に子どもの要求にこたえる必要はありませんが、そうでなければ、べたべたさせてあげても大丈夫です。
どうしても嫌な場合は、日ごろから子どもの話をしっかり聞いて、子どもの気持に共感してあげていれば、子どもは親の愛情を受取ることができるようになります。
親が子どもの気持を理解し、受け入れてあげることが、子どもが外の世界に出ていくためのステップとなります。