心理カウンセラーのブログ

不登校が改善する親の表情

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 こんにちは、

 不登校カウンセリングセンターの真鍋良得(まなべりょうえ)です。

 あなたは日頃、自分の表情をどのくらい意識していますか。

 なるべく笑顔を作るようにしている、相手と話をするときは笑顔を意識する、という方もおられるでしょう。

 子どもにとって、親が子どもと接するときにどんな表情をしているのかということは大事なことです。

 親が笑顔でいることは子どもに安心感を与えます。

 親が笑顔でいることで、子どもは親から愛されていると感じることができます。

 ところが、よく笑顔を見せる方でも、子どもが不登校になる方がいます。

 その一つが、親が怒りを表すことがある場合です。

 直接子どもに対して怒りをぶつけることはもちろん、子どもには怒らなくても、他の家族や周りの人に対してあからさまに怒りを表すことがあると、子どもは不安を感じ、人目を気にするようになり、外の世界を怖がるようになります。

 もう一つ、親が比較的穏やかで怒ることがない場合であっても、子どもが安心感を持てない親の表情があります。

 それは、緊張したような表情、無表情に近いような真顔、といった表情です。

 子どもからすると、眉間にしわを寄せた怖い顔、という印象を受ける表情です。


 かつて、まだコミュニケーションなどについて勉強する前の私は、自分では普通にしているつもりなのに、周りから「怒ってるの?」と聞かれることがありました。

 何でもない時でも、他人からは怒ってるように見られるくらいにこわばった表情をしていたのです。

 私は、笑顔をつくる練習をすると同時に、なるべく顔の緊張を緩めて穏やかな表情でいることを心掛けるようになった結果、周りの人たちとトラブルになることがほとんどなくなり、家族との関係も良好なものになりました。

 意識して笑顔をつくったり、話をするときに穏やかな表情、やわらかい表情を作るように心がけたり、自分の表情を意識して帰る練習をしてみると、相手に与える印象が変わっていきます。


 笑顔を作ることはもちろん大事ですが、それ以上に、なるべく怒ったりイライラしないこと、穏やかな表情でいること、というのは大切です。


 親が常に穏やかな表情でいることは、子どもに大きな安心感を与えます。



 子どもが安心して外の世界に羽ばたいていけるように、親にできることとして、日頃の自分の表情を穏やかなものになるように、笑顔を見せられるように、意識してみませんか。

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