こんにちは。
不登校カウンセリングセンターの真鍋良得です。
子どもが失敗しないように、先生に怒られないように、留年しないように、浪人しないように、何かにつけて親が提案やアドバイスをしていると、子どもは自分で考え、判断する力をつけることができず、自分の選択に自信を持てなくなります。
親が自分の経験や持っている情報を子どもに伝えることは大切ですが、子どもがアドバイスを求めていないのに、親が正しいと思うこと、こうしたらいいと思うことを子どもに押し付けるようなことは避けた方がいいでしょう。
親が口出しするのをやめてただ子どもの話を聞くようにしただけで不登校の子どもが学校に行くようになったという例もあります。
子どもが自分で判断して行動し、成功しても失敗しても、自分が選択した結果に自ら責任を持つことで、自分の人生は自分でコントロールできるのだという意識で前向きに行動できるようになります。
親の役目は、必要以上の口出しやアドバイスをせず、そっと見守りながら子どもを応援し、何かあった時には全力で子どもを守ることです。
子どもを変えようとするよりも、親自身が変わること、親がいつでも子どもの味方でいてあげることで、子どもは安心して成長し、変わっていくことができます。