こんにちは。
不登校カウンセリングセンターの真鍋良得です。
親はいつでも100%子どもの味方でいてあげましょう。
子どもは、頼れる人がいる、自分には味方がいる、自分を信じてくれる人がいる、そう思えるだけで、自分に自信を持つことができます。
子どもが不登校あるいは不登校ぎみになると、親が学校の先生と子どもの間で板挟みになって悩むことがあります。
ある不登校ぎみの子どもの話です。
小学生のAさんは、朝起きるのが苦手で、時々学校に遅刻していきます。
そのことについて、Aさんのお母さんは担任の先生から、「ちゃんと学校に間に合うように起こしてください」「ゲームをとりあげてでも夜は早く寝かせるようにしてください」といわれています。
Aさんのお母さんは、Aさんをなんとか夜早く寝かそう、朝はちゃんと起こそうとがんばっているのですが、Aさんはどうしても起きてくれません。
担任からは「しょっちゅう遅刻してくると迷惑です」といわれるし、Aさんを無理矢理起こそうとすると暴力を振るわれるし、困り果てています。
こんな時は、担任の先生に何と言われようと、子どもに寄り添ってあげましょう。
子どもの気持に寄り添ってあげましょう。
担任の先生とケンカする必要はありません。
先生の話は聞くけれども、「子どもは朝起きられない」ということをしっかり伝え、先生に言われるからという理由で子どもを起こすことをがんばっているのなら、それはやめましょう。
子どもを起こすときは、怒ったり無理やり布団をはがしたりすることもあるかもしれませんが、穏やかに、やさしく、余裕を持って起こす方が効果的です。
朝起きれなくても、遅刻しても、それが良くないことだとか、先生に迷惑をかけるとか考えず、子どもが今どんな状態なのか、どんな気持ちでいるのかを理解することが大事です。
親が先生の言いなりでは、子どもは誰も味方がいないように感じます。
親はどんな時でも、100%子どもの味方でいてあげましょう。