
不登校カウンセリングセンターの西浦まゆみです。
5月は不登校っ子にとっては疲労がピークになる頃です。
4月からの新学期から学校に行き始めた不登校っ子、
または行き渋りを抱えている子、不登校予備軍な子などは
新しい環境に慣れようとして頑張って、
自分に無理をしたり、自分を偽っていたり、
季節の変化に体がうまく順応しなくてキツくなっている時期でもあります。
そんな、不登校っ子に必要な言葉かけは、労りの声掛けです。
「暑くなったり、ちょっと肌寒かったりしているけど、体調大丈夫?」
「5月は運動会があるけど、練習キツくない?」
「今日は元気が出るように、〇〇ちゃんが好きな夕食にしたよ」など
不登校っ子のことを労る言葉をかけることですね。

不登校っ子によっては、自分の気持ちをうまく言葉にでして
親のあなたに伝えることに戸惑いがある子もいます。
そして、たいていの不登校っ子は自分に対しての劣等感を抱いています。
こんなことを思うにはいけないことだ、
学校には行きたくない、こんな自分ではいけない
友人はこれができるのに、自分は上手くできない、こんな自分は嫌だ・・・
など、不登校っ子は自分の劣等感に無意識に悩まされています。
そんな不登校っ子に労りの言葉かけをすることで、
親のあなたが自分のことを気にかけてくれていると思い
不登校っ子は安心感を抱きます。

この安心感のあるなしで、不登校っ子の心身が違ってきます。
安心感があると、不登校っ子の睡眠の質も違ってきます。
質の良い睡眠が取れていくと、心身ともに不調をきたすことが少なくなっていきます。
なので、まずは、不登校っ子に労りの言葉かけをしていくことが大切です。
意識してくださいね。
不登校のことで気になることがありましたら、気軽に相談してください。
大切なことは、ひとりで抱え込まないことです。