こんにちは、不登校カウンセリングセンターの神谷今日子です。
突然ですが、
あなたを一番大切に思っている人は誰だと思いますか?
パートナーでしょうか?
それとも、自分の親?
それとも、ママ友?
もし、聞けるようでしたら、不登校の子どもにも聞いてみてください。
親御さんでしょうか?
それともお友だち…?
親であると、自分の子どものことを一番よく知っているのは私だし、自分の子どものことを一番大切に思っているのも私!ともちろん思う方も多いと思います。
ただ、そのさらに上に、大切に思っている人がいると聞いたらどう思うでしょうか?
親以上に不登校の子どものことを大切に思っている人…
それは、不登校の子ども自身です。
不登校の子ども自身が、一番、自分を大切に思っています。
親御さんであるあなたであれば、あなた自身が、一番、あなた自身を大切に思っています。
一見すると、不登校の子どもが、自分のことを大切にしていないように見えることもあるかもしれませんね。
ただ、それは防衛する(自分を守る)気持ちでやっていることもあるので、やはり自分を大切にしようとしておこなっていることでもあるのです。
しかし、どこかでこれが逆転してしまうことがあります。
私の方が、この子のことをわかってる・こうすればこの子は幸せになれるんだ!と、その子自身以外の人が、その子のことを決めることがよくあります。
ある程度、正しい道を示すことはもちろん大切です。
ただ、自分で考えるという経験を得られずに、大人になると、どこか自分自身を生きていないような感覚になってしまうのですね。
ですから、一方的に考えを押しつけるのではなく、子どもの意志・気持ちも聞いてみるということを少しやってみることをおすすめします。
そんなことできない!と思った親御さんほど、実は、自身の親御さんの考えを受け入れて生きてきたのかもしれません。
自分のことを一生見ていてくれて、自分を一番大切にできる人は自分です。
少しずつ、自分の声に耳を傾けてみませんか?
自分の本音が見えてくると、子どもの本音も見えてくるかもしれません。
ということで、今日は、心理カウンセラーの神谷今日子がお送りしました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。