不登校カウンセリングセンター
真鍋良得です。
昨日は私の長男の中学校の卒業式でした。
長男も無事に中学校を卒業しました。
先生たちが家に届けてくれた卒業証書を見て、長男は自分が今日まで中学生だったことを感じたようでした。
長男は小学校1年生の初めのころは学校に行ってましたが、だんだん学校に行かなくなり、2年生からは全く行かなくなりました。
8年間の「不登校」からもこれで卒業です。
義務教育の間に再び学校に通うことはありませんでしたが、その間、ほとんど崩壊しているような状態だった家庭が平和で穏やかな場所になり、少しずつ安心して過ごせる場所いなっていき、長男も大きく成長しました。
わが家では子どもたちの不登校をきっかけに、親も子も多くのことを学びかけがえのない経験をしました。
私は子どもたちが学校に行けるようになる方法をカウンセラーに相談しに行ったことがきっかけで、自分自身が幸せになっていいのだと思えるようになりました。
ただただ苦しかった毎日が、たくさんのチャレンジや経験ができるすばらしい日々になりました。
長男もこれからは自分らしく自由に生きていけることでしょう。
人生はどんな道を歩もうとも、結局は幸せになれるんだということを信じてこれからも暖かく見守っていきたいと思います。
私自身、わが子が不登校になったことをきっかけに心理学を学び始め、心理カウンセラーになりました。
今こうやって、たくさんの子どもの不登校に悩む親の支えになれていると思います。
私に幸せになる道を教えてくれたカウンセラーの方は、小学校、中学校と不登校だった方です。
私にとって子どもが学校に行かなくなることが、家族みんなが幸せになるために必要なことだったのだと感じています。